ホーム > 組織別情報 > 交通基盤部 > 技術管理課 > 新技術・新工法 > 新技術・新工法情報データベース > 土木 - 共通工 - 法面工 グリーンコスモ緑化工法
登録番号 |
1340 |
画像なし |
登録番号(NETIS) |
QS-090005-A |
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評価結果 |
レベル2 |
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区分 |
工法 |
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分野 |
共通工 /法面工 |
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新技術名称 |
グリーンコスモ緑化工法 |
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副題 |
雑草抑制型緑化工法 |
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従来技術名称 |
張芝工 |
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問い合わせ先 |
株式会社東平商会工事部 |
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概要 |
法面や中央分離帯などの緑地帯、公園において従来より、植生工の植生基材吹付・張芝・植生ネット工、防草対策においては、不織布やポリエチレンを主材料とした防草シートを敷設した工法や薬剤散布などが採用されており、施工後の維持管理計画やコスト計上が不可欠であった。 当「グリーンコスモ緑化工法」は、イワダレ草をはじめとする地被類植物の中でも繁殖力の旺盛な植物の特性を生かした植栽と、製綿過程で廃棄される落綿をリサイクルした綿シート材を敷設することで、維持管理に代表される草刈・除草作業の必要とする箇所のコスト軽減を目的とした技術である。施工時に利用する資材を環境対応製品(土壌の微生物によるバイオ肥料や、生分解性の高いネットとピン)を用いて植物が被覆する期間を短縮・向上して地温上昇抑制と土砂飛散防止となり環境問題にも貢献できる。 |
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活用に当たっての留意事項 |
・当工法の標準的植栽であるイワダレ草が生育可能な地域か、施工基面の土質・硬度・土壌pHが(一般的)植栽の生育に満足するかの検討を行なう。 ・施工現場に適した(美観など)植栽植物の選定、選別や公園などの現地植物との整合を検討する。 ・葛や笹などの生育旺盛な植物が既存植生している場合には、充分な抜根除草作業を行う。 (新規造成地、整形基面未実施箇所などで自生種や他の植栽が施されている箇所など) ・下地処理を丁寧に行い、敷設する綿シートから雑草が発生したり、シート自体が裂けることがないようにする。 |
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適用可能な箇所 |
・平坦地、法面で、法面工が作業するに当たって安全が確保できる箇所、切・盛土は問わない。 ・施工基面の土質・硬度(山中式硬度測定11〜20mm)、土壌pH(4.5〜7.5程度)が一般的な植栽の生育に適する箇所。 ・道路中央分離帯など維持管理上規制を必要とする箇所や、施工後の維持管理コスト縮減を図りたい箇所。 |
[ 全文書:PDF形式ファイル ]
お問い合わせ
交通基盤部建設支援局技術管理課
静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2148
ファックス番号:054-254-3569