ホーム > 組織別情報 > 交通基盤部 > 技術管理課 > 新技術・新工法 > 新技術・新工法情報データベース > 建築 - 建築 - コンクリート ピタコラム工法
登録番号 |
2042 |
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登録番号(NETIS) |
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評価結果 |
N/A |
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区分 |
工法 |
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分野 |
建築 /コンクリート |
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新技術名称 |
ピタコラム工法 |
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副題 |
外部作業だけで実現できる外付け耐震補強工法 |
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従来技術名称 |
枠付鉄骨ブレースによる耐震補強 |
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問い合わせ先 |
矢作建設工業株式会社 |
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概要 |
ピタコラム工法は、完全外付の建築物耐震補強工法である。 一般的な在来の耐震補強工法は、建物内部での補強であるため、工事中は建物が使えなくなるという問題があった。また、在来の外付け補強は、鉄骨部材であるためメンテナンス性や意匠性に問題があった。本工法は建物を使用しながら工事が可能で、コンクリート部材であることからメンテナンス性も良く、仕上げも既存に合わせることが可能で意匠性が良い。また、在来の外付け補強と比較すると、接合面設計に固着力を評価していることからアンカーの耐力低減が不要であり、条件次第で補強構面を少なくすることも可能である。 適用可能な構造体は、鉄筋コンクリート造,鉄骨鉄筋コンクリート造であり、病院や学校・事務所・研究所・集合住宅など、利用範囲が広い工法である。 |
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活用に当たっての留意事項 |
(設計上の留意点) ・コンクリート系の補強であるため,既存基礎の余裕度を確認する。 ・建物の構造的なバランスを考え計画する。 (施行上の留意点) ・コンクリート打設の際には,その充填性に注意をしながら施工する ・ボンドレスブレースのスリット部に異物が入らないようにする。 |
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適用可能な箇所 |
(適用できる条件) ・屋外作業であるが,ほとんどの工程が雨天でも作業可能。 ・既存建物のコンクリート強度が13.5N/o2以上の建物。 ・ウォールガーター構造にも適用。 (適用できない条件) ・耐震診断基準が適用できない建物。 ・既存建物のコンクリート強度が13.5N/o2を下回る建物。 ・隣地建物との間に作業スペースが確保できない建物。 |
[ 全文書:PDF形式ファイル ]
お問い合わせ
交通基盤部建設支援局技術管理課
静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2148
ファックス番号:054-254-3569