ホーム > 組織別情報 > 交通基盤部 > 技術管理課 > 新技術・新工法 > 新技術・新工法情報データベース > 土木 - 共通工 - 共通工 パワーネット工法
登録番号 |
1383 |
画像なし |
登録番号(NETIS) |
KT-080009-A |
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評価結果 |
レベル3 |
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区分 |
工法 |
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分野 |
共通工 /共通工 |
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新技術名称 |
パワーネット工法 |
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副題 |
高強度ネットとネイルによる斜面表層崩壊対策工法および不安定岩塊の安定化対策工法 |
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従来技術名称 |
現場吹付法枠工+アンカー(鉄筋挿入)工+植生工 |
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問い合わせ先 |
エコ・パワーネット工法会 |
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概要 |
当工法は、高強度の素線を編んだTECCO(テコ)ネットと全ねじ異形棒鋼のネイル、スパイクプレートなどを連結・組合わせた柔構造を特長とし、斜面の表層崩壊対策に対して有効な工法です。本工法における設計上の特徴として、 @ネイル頭部からの締付け力の付加により、ネイルと高強度ネットの一体化を図る。 A締付け力により、表層の緩みの進展が抑制され表層の安定性が向上する。 Bネイルによって、すべり土塊は不動地山に固定される。 Cネイル間の中抜けには、高強度ネットが抵抗力を発揮する。 設計計算において、ネットの実証試験データから設計強度を定める形をとっています。また、締付け力の付加ということで、締付け力の効果が得られやすい1.5m程度までのすべり想定箇所、対象地盤として強風化地盤などに適しています。 |
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活用に当たっての留意事項 |
・締付け力については、設計・施工マニュアルに準じて実施する。 ・高強度ネット上は滑りやすくなるため、雪崩が予想される地域では雪崩防止策の検討が必要。 ・併用する植生工に関する適応性については、植生に適した斜面勾配、土壌硬度、土壌酸度等を別途考慮する。 ・斜面に湧水がある場合には排水対策が必要。 |
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適用可能な箇所 |
・斜面崩壊等の土砂災害が想定あるいは発生し、早急な対策が望まれる斜面。 ・もっとも効果的な崩壊規模は、すべり深さが1.5m程度まで、崩壊長さ30m程度までの斜面。 |
[ 全文書:PDF形式ファイル ]
お問い合わせ
交通基盤部建設支援局技術管理課
静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2148
ファックス番号:054-254-3569