ホーム > 組織別情報 > 交通基盤部 > 技術管理課 > 新技術・新工法 > 新技術・新工法情報データベース > 土木 - 共通工 - 擁壁工 バランス工法擁壁
登録番号 |
1672 |
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登録番号(NETIS) |
SK-000018-V |
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評価結果 |
レベル3 |
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区分 |
工法 |
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分野 |
共通工 /擁壁工 |
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新技術名称 |
バランス工法擁壁 |
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副題 |
擁壁底版幅より上部幅が広い逆台形構造による擁壁 |
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従来技術名称 |
現場打ち逆T擁壁 |
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問い合わせ先 |
協和コンクリート工業 |
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概要 |
@何について何をする技術なのか? 擁壁底版より上部幅が広い逆台形構造のコンクリート擁壁で、擁壁自重と土圧とをバランスさせることにより、擁壁の安定を図る工法です。従来の重力式擁壁ともたれ擁壁の各々が持つ利点(鉛直荷重による安定性と地山側へもたれかかる合理性)を融合したコンクリート擁壁です。擁壁の底版幅を小さくすることで、背面の掘削土量を低減することができます。擁壁前面は、プレキャストブロックを使用した垂直壁で、施工の効率化と耐久性向上ができます。 A従来はどのような技術で対応していたのか? 現場打ち擁壁(逆T擁壁・もたれ擁壁・重力式)やブロック積み擁壁 B公共工事のどこに適用できるのか? 従来の擁壁と同様に、道路擁壁・河川護岸・住宅造成地等の抗土圧構造物としての適用が可能です。特に現場での作業スペースに制限のあるような場合に特に有効です。 |
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活用に当たっての留意事項 |
【設計上の留意事項】 @擁壁の背面勾配については、設計上の勾配を正確に構築する必要があります。 【施工上の留意事項】 @逆台形擁壁のため、施工場所の地盤支持力を確認する必要があります。 A掘削底面は、谷側(掘削前面側)へ低くならないように水平レベル精度に注意する。 B擁壁の背面勾配について、施工において正確に打設しなければならない。 C施工ヤードの確保・作業半径の確認・使用可能な重機を確認すること |
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適用可能な箇所 |
・道路擁壁・河川護岸・住宅造成地等の抗土圧構造物としての適用が可能。 ・特に現場での作業スペースに制限のあるような場合に特に有効 |
[ 全文書:PDF形式ファイル ]
お問い合わせ
交通基盤部建設支援局技術管理課
静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2148
ファックス番号:054-254-3569