IPHシステム内圧充填接合補強工法
登録番号 |
1597 |
画像なし |
登録番号(NETIS) |
CG-070007-V |
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評価結果 |
レベル3 |
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区分 |
工法 |
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分野 |
共通工 /コンクリート工 |
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新技術名称 |
IPHシステム内圧充填接合補強工法 |
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副題 |
コンクリート補修補強及び漏水対策工法 |
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従来技術名称 |
断面修復工法 |
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問い合わせ先 |
中村建設株式会社 |
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概要 |
@何について何をする技術なのか? 地震被害等を受けたコンクリート構造物の復旧や、既設構造物のひび割れ補修・断面補修方法として使用されている、自動式低圧樹脂注入工法です。従来工法ではコンクリート内部構造にまで達しないものであり、その弱点である「強度復元力」を徹底改良したのが「IPH工法」です。本工法では穿孔孔の内部から注入された樹脂がコンクリート躯体内で放射状に拡散することにより、末端の微細クラックまで充填することができます。その画期的な特長から、鉄筋とコンクリートの付着強度を高めるだけでなく、さらに高い防錆効果が得られる唯一に高密度充填工法として土木学会の技術評価を得ています。 A従来はどのような技術で対応していたのか? ・中性化等の進行した部材は、除去のためのはつり工及び断面修復工にて対応。劣化対策としては樹脂被覆にて対応。断面回復にはモルタルにて断面補修+接着剤にて対応。クラック補修には充填材による充填にて対応。漏水対策には急結モルタル等にて対応 B公共工事のどこに適用できるのか? すべての既設コンクリートの補修・補強に適用できる。 |
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活用に当たっての留意事項 |
(設計上の留意点) 耐力が大きく不足したコンクリート構造物の補強をする場合は、別工法との併用を検討する必要がある。また、紫外線劣化を防止するため、表面被覆として無機系塗料セラブレンドを実施する必要がある。 (施工上・使用上の留意点) 5℃以下の環境では凍結に対する注意が必要である。 1℃まで施工実績があるが、1℃未満の場合樹脂加熱等の対策が必要となる。 |
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適用可能な箇所 |
すべての既設コンクリートの補修・補強に適用できる。 |
[ 全文書:PDF形式ファイル ]
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