サイクルハンマー工法(ロータリーテーブル式)


登録番号

1324

画像

登録番号(NETIS)

QS-050019-VE

評価結果

レベル3

区分

工法

分野

共通工 /基礎工

新技術名称

サイクルハンマー工法(ロータリーテーブル式)

副題

超高周波型エアーサイクルビットによるロータリーテーブル式大口径掘削

従来技術名称

大口径ボーリングマシン工

問い合わせ先

株式会社 栄輝
096-248-8976

概要

@サイクルハンマー工法(ロータリーテーブル式)は、硬質地盤を含む場所打杭工(土留杭・地滑り抑止杭・桟橋支持杭等)において、超低振動・低騒音で削孔する工法である。サイクルハンマーは、削孔径の約1/15という小さな面積で、約7200回/min・振幅約5mmの高速打撃を行うことで削孔速度が速く、超低振動・低騒音を実現した。ハンマーの起動と掘削排土は、圧縮空気により行う。     A従来は大口径ボーリングマシン工で、トリコンビットの回転により硬質地盤を削り取る方式のため、削孔速度が遅く長い工程が必要であり、掘削排土にベントナイトを使用する為、産業廃棄物の処理を必要としている。                      B硬質地盤(N値50以上)を含む現場で、大口径ボーリング工法やダウンザホールハンマー工法を検討される現場に於いて、工期短縮や環境に配慮すべき現場に適用出来る。 

活用に当たっての留意事項

・機械選定・・・削孔地盤 杭径 杭長 作業半径により、適正な削孔径・空気圧縮機・クレーンを選定する(機械の搬入路、作業  スペースの確保が必要)。なお、上部障害(7m以下)での作業の場合は、別途特殊機械になる。 ・施工上・・・斜面等での作業は、別途定規作業足場の計画が必要となる。          

適用可能な箇所

【適用条件】 作業能力に応じたクレーンの進入路及び作業スペース(約200u)が必要。   【適用範囲】 土留工・地すべり抑止杭工・構造物基礎杭工・仮設物基礎杭工・鋼矢板先行削孔等での硬質地盤の削孔に使用できる(削孔径380mm〜1020mm  掘削長 35m以下)。 削孔土質(砂質土・レキ質土・粘性土・岩塊玉石・軟岩・中硬岩・硬岩と幅広い)


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