小型マルチビーム測深機による水中地形測量
登録番号 |
1647 |
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登録番号(NETIS) |
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評価結果 |
レベル2 |
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区分 |
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分野 |
その他 /その他 |
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新技術名称 |
小型マルチビーム測深機による水中地形測量 |
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副題 |
小型マルチビーム測深機(MB2)による水中地形計測の作業効率向上 |
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従来技術名称 |
マルチビーム測深機による水中地形測量 |
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問い合わせ先 |
株式会社フジヤマ |
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概要 |
マルチビーム測深機は、音波を扇状に発振することにより、河川、湖沼、海洋の詳細かつ高精度な3次元地形(地底)を取得するものである。 従来のマルチビームは計測機が約30kgの重さがあり、艤装する調査船は、FRPの平船(長さ5m以上幅1.6m以上)が必要である。小型化されたマルチビーム測深機は約10kgと軽量化となり、アルミボートやゴムボート等の小型な船に艤装または専用の曳航式ボートにより艤装の簡易化、機器搬入の容易化が図れるものとなった。さらに、艤装する船の小型化により、従来2m未満の水深は計測不可であったが、1mまで計測可能となり、浅瀬部での計測域拡大、作業効率向上となった。 公共工事の適用範囲は、河川、ダム湖、湾内や沿岸、ため池等の堆砂測量、海洋調査、護岸調査、橋脚部洗堀調査、工事前後の深浅測量に適用可能である。 |
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活用に当たっての留意事項 |
(設計上の留意点) 小型マルチビーム測深機による計測は、水深によって計測幅が変わるため、作業日数も変化する。積算時には計測範囲の水深が分かる資料及び図面が必要である。 (施工上の留意点) 荒天時は許容範囲を超える誤差を生じる。 濁度数が高くなるに連れて精度劣化や計測幅が狭くなる。 |
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適用可能な箇所 |
公共工事の適用範囲は、河川、ダム湖、湾内や沿岸、ため池等の堆砂測量、海洋調査、護岸調査、橋脚部洗堀調査、工事前後の深浅測量に適用可能である。 |
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