ホーム > 組織別情報 > 交通基盤部 > 技術管理課 > 新技術・新工法 > 新技術・新工法情報データベース > 土木 - 共通工 - 共通工 FTマッドキラー工法
登録番号 |
1346 |
画像なし |
登録番号(NETIS) |
CB-010011-V |
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評価結果 |
レベル3 |
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区分 |
工法 |
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分野 |
共通工 /共通工 |
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新技術名称 |
FTマッドキラー工法 |
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副題 |
無機吸水系泥土処理工法 |
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従来技術名称 |
石灰系固化材による改良工 |
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問い合わせ先 |
(株)フジタ 建設本部 マッドキラープロジェクト室 |
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概要 |
FTマッドキラーは、静岡県等の製紙工場で発生するペーパースラッジ灰(産廃)を基材として製造した無機多孔質の吸水系改良材である。有効利用を図れない「発生土」を「養生時間無しに瞬時に改良することが可能」で、またその改良土の多くは中性域(2週間程度以内)となるため魚類・植生への影響も少ない。従来のセメント・石灰系固化材は、強度発現までの養生期間が必要で、改良土は強アルカリになるため利用先が限定されてきた。本工法による改良土は、通常の盛土材をはじめ、水域環境での利用、吸水による瞬時改良の利点からシールド工法の連続的な排泥処理、ゴミ・伐根などの混合土の分別の前処理、臭気抑制を目的とした施工にも適用可能である。なお、FTマッドキラー工法は対象土量、施工条件によって専用ミキサーまたはバックホウなどと施工機械を使い分ける。 |
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活用に当たっての留意事項 |
1)粘性土、砂質土、腐植土等すべての土質に対応可能である。改良土は魚類・植物への環境にやさしい。 2)養生時間無しに目標強度を得られる。ただし養生時間が取れる場合には配合量を減じることができる。 3)現場/室内の強度比はバックホウ、専用ミキサーによる混合とも1.0とする。 4)強度試験は、コーン試験、3軸試験を基本とする。 5)対象土の含水比を下げておくと配合量を減じることができる。 |
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適用可能な箇所 |
1)現場条件:狭所な現場でも瞬時に改良が可能であるため、処理直後の搬送が可能である。 2)自然条件:砂質土、粘性土、有機質土などのあらゆる土質に適用可能である。 3)関係法令等:土壌環境基準、土壌汚染対策法(水質汚濁防止法)、建設発生土利用技術マニュアル 4)適用範囲:改良強度は配合量により調整可能。改良土は建設発生土第2種〜4種に利用可能。 |
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お問い合わせ
交通基盤部建設支援局技術管理課
静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2148
ファックス番号:054-254-3569