ホーム > 組織別情報 > 交通基盤部 > 技術管理課 > 新技術・新工法 > 新技術・新工法情報データベース > 土木 - 共通工 - 共通工 アンカー注入プロフィシステム(高性能エポキシ樹脂 HIT-RE)
登録番号 |
1413 |
画像なし |
登録番号(NETIS) |
CB-100022-V |
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評価結果 |
レベル2 |
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区分 |
工法 |
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分野 |
共通工 /共通工 |
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新技術名称 |
アンカー注入プロフィシステム(高性能エポキシ樹脂 HIT-RE) |
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副題 |
ミキシングノズルとピストンプラグを使い高性能エポキシ樹脂を注入する、施工品質や樹脂量管理の向上を目的としたアンカー定着工法 |
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従来技術名称 |
アンカー定着工(現場調合パイプ設置) |
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問い合わせ先 |
日本ヒルティ株式会社 |
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概要 |
コンクリート構造物における耐震補強や各種装置等を固定するための、鉄筋やアンカーボルトを定着させる工法において、ミキシングノズルとピストンプラグ及び高性能エポキシ樹脂(HIT‐RE)を使うことで、樹脂品質の向上や注入量管理の省力化が期待できるもの。 また、削孔径を小さくする事で鉄筋干渉率を減らし、既存躯体への損傷を軽減できる。 従来は削孔後、予めアンカー筋を挿入し、パイプ設置後にシール施工を行い、現場にて樹脂を計量し調合したものを充填していた。 本工法を採用する事で、シール施工が必要なくなり、樹脂も自動攪拌できるため作業効率が向上し工期短縮につながる。 公共工事の橋梁・道路・河川・港湾・ダム・トンネル・機械設備、電気通信工事で樹脂注入の管理が必要となる全てのアンカー定着工事において利用可能である。 |
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活用に当たっての留意事項 |
穿孔径は弊社の標準仕様を基準とし、穿孔深さを十分に満たす樹脂量及びピストンプラグ移動量を事前に計算する。 削孔時に生じる切粉やノロは、アンカー耐力に大きく影響するため、孔内清掃を徹底し、アンカー筋表面に油等の異物が付着している場合は、必ずきれいに拭き取ってから挿入する。(表面に凹凸のない丸鋼等のアンカー筋は使用不可)樹脂注入とアンカー筋挿入作業が同時進行するため、事前に工程計画及び準備を行う。 |
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適用可能な箇所 |
・コンクリート構造物における耐震補強のアンカー定着工事。(水中施工も可能) ・特に効果の高い適用範囲は、落橋防止装置工などアンカー筋に大きな引張・せん断力が働くもので、その抵抗力が要求される工事。 ・建築耐震補強及び機械装置固定するためのアンカー定着工事。 |
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お問い合わせ
交通基盤部建設支援局技術管理課
静岡市葵区追手町9-6
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ファックス番号:054-254-3569