令和3年度以前知事記者会見

2024年6月11日(火)


知事発表項目(ゆずりあい駐車場制度、大阪・簡裁万博への出展)幹事社質問(県政運営、リニア中央新幹線関連、県議会6月定例会)
一般質問(リニア中央新幹線関連)
一般質問(リニア中央新幹線関連)
一般質問(リニア中央新幹線関連、合計特殊出生率の公表)
一般質問(富士登山入山規制への考え、県営野球場の基本計画)
一般質問(県営野球場関連)
一般質問(リニア中央新幹線関連、県営野球場関連、東京都知事選挙)
一般質問(リニア中央新幹線関連、静岡県の行財政改革)

知事発表項目(ゆずりあい駐車場制度、大阪・簡裁万博への出展)幹事社質問(県政運営、リニア中央新幹線関連、県議会6月定例会)

(知事)

それでは私の方から、本日は2点御報告をさせていただきます。

1点目は静岡県ゆずりあい駐車場制度の対象者拡大についてでございます。

ゆずりあい駐車場制度とは、障害のある方や妊産婦等の歩行が困難な方に対し、利用証を交付し、車椅子使用者用駐車場及び優先駐車区画の適正利用を推進する制度でございます。

利用証は、県の健康福祉センターや市町の窓口で交付をしており、公共施設や商業施設、病院など県内約1700か所の駐車場で利用できます。また同様の制度を実施しているのは、本県を含む42府県で利用証の相互利用が可能となっております。本県では平成24年度から県内全域で運用してまいりましたが、県民からの利用証交付対象の拡大を望む声や、この事業の推進委員会での検討などを踏まえ、令和6年7月1日から交付対象者を、拡大をしております。具体的には怪我や病気により、一時的に歩行困難な場合も、医師が駐車場利用が必要と判断した方は、利用証の交付を受けることができるようになるとともに、肢体不自由な場合など、利用対象者の障害等級や要介護度等を、拡大をいたします。

ゆずりあい駐車場の利用証は、従来は恒常的に歩行困難な方用の赤色、緑色の2種類でしたが、7月からは、一時的に歩行困難な方用のオレンジ色を加えた3種類となります。赤色の利用証は、車椅子を常時利用している方用のものでございます。この取り組みは県民の皆さんの一人一人の譲り合いの心が欠かせません。歩行に支障のない方は、ゆずりあい駐車場への駐車は御遠慮いただきたいと思います。また、できるだけ多くの施設にゆずりあい駐車場があることが望ましいので、事業者の皆さんには、ゆずりあい駐車場の設置について、改めて御協力をお願い申し上げます。1点目は以上でございます。

2点目は、大阪・関西万博への出展概要についてでございます。令和7年度に開催される、2025日本国際博覧会、大阪・関西万博でございますが、これに自治体参加催事として出展をいたします。令和7年6月6日から8日の3日間、ギャラリーWest(ウエスト)を会場に「Juncture=Shizuoka〜富士山と人が紡ぐ多様性〜を体験」を基本コンセプトとした出展を予定をしております。ギャラリーWestは、会場の西ゲート付近に位置しており、周辺には1万6000人を収容できるEXPOアリーナや、空飛ぶ車の発着場などが、設置される予定でございます。事業者からの企画提案に基づき、ブースコンセプトは、「ジオ キッチン シズオカ」とし、静岡の食のポテンシャルを存分にアピールするブース出展を、計画をしております。食をテーマに、多くの方を巻き込むオール静岡でのブース作りを目指してまいります。ブースは、食を味わうウェルカムゾーン、ジオを感じる導入ゾーン、静岡を体感する体感ゾーン、より深く学ぶ深化ゾーン、より深く味わう定着・行動ゾーンの5つのゾーンで構成をされます。本県の自然や食の魅力の映像鑑賞、お茶とわさびの風土を巡る空中散歩のVR体験、静岡のお茶とわさびを使ったお茶漬けの提供による食体験など、様々なコンテンツを活用して、本県の食の魅力をPRし、本県への観光誘客や県産食材の販売拡大に繋げてまいります。

私からの発表は以上でございます。

 

(幹事社)

ありがとうございます。

幹事社のSBSテレビです。よろしくお願いします。

 

(知事)

お願いします。

 

(幹事社)

ではただいまの知事の発表について質問のある社はお願いいたします。ではないようですので、幹事社からの質問に移らせていただきます。幹事社質問3点ありますので、1点ずつお答えをお願いできたらと思います。

まず1点目は県政運営についてです。先月の就任会見では、県政課題の全容を把握してスピーディーに事に当たるとおっしゃっていました。今日、初めての定例会見となりますので、改めて、主にどのような県政課題があると把握され、今後どう取り組んでいくのか教えてください。

 

(知事)

はい。これにつきましては、もう就任会見の後からですね、後から、数日間かけてですね、様々な組織体制のことでありますとか、財政のこと、あるいは県政の懸案となっている事柄でありますとか、重点事業等について、事務方の方から一通りレクチャーを受けました。これまでのですね、いろんな経緯等を聞くことができましたし、県政が抱える課題がですね、数多くあるということを、認識をいたしました。これらをしっかりとですね、優先順位をつけながらですね、スピード感を持って、事に対処していきたいというふうに感じているところであります。

 

(幹事社)

ありがとうございます。2点目は、リニア中央新幹線についてです。6月4日に国交大臣と面会、そして5日にJR東海丹羽社長との面会、7日に期成同盟会など、リニアに関する動きが活発だったという印象があります。これらを終えての受け止めと、あとまた、山梨県の長崎知事から提案のあったボーリング調査の現地視察ですとか、静岡工区の視察をする予定など、決まっているスケジュールがあれば、教えてください。

 

(知事)

まずは、このリニアのプロジェクトに関するですね、キーマンの皆様としっかりお会いをしてですね、まずコミュニケーションをスタートさせるということが重要であるというふうに思っておりましたので、国土交通大臣、そしてJR東海の社長とお会いをし、そして期成同盟会の皆様とですね、意見交換できたということは、大変有意義であったというふうに思っております。

こうした、面談を通じまして、リニアの推進という立場は、皆様と共通であるけれども、静岡県としては水の問題と環境の問題をないがしろにできないので、この両立を図って、しっかりスピード感を持って推進していくということについてですね、関係者の皆様にも、改めて御理解をいただいたんではないかなというふうに思っております。

また今後はですね、こうした課題を1つ1つ、スピード感を持って克服していくと同時にですね、このリニア開通に伴うですね、様々な本県としてのメリットですね、例えば東海道新幹線の利便性が向上するというようなことにつきまして、具体的な停車本数等につきましてですね、今後JR東海さんともですね、対話を推進をしていきたいというふうに思っております。

 

(幹事社)

長崎知事から提案のあった、ボーリング調査は。

 

(知事)

はい。これはまずですね、会談のときにもお話申し上げましたけれども、まず静岡工区をしっかりとですね、見学をさせていただいて、その後山梨県側の視察も行いたいと思っております。御存知のように、まもなく議会も始まりますので、議会が終了後、日程調整をしていただいてですね、まずは静岡工区の視察を行いたいと思います。その後、山梨県と調整の後ですね、山梨県の視察も考えていきたいと考えております。

 

(幹事社)

ありがとうございます。3点目は今、お話にも出た県議会6月定例会についてです。鈴木知事にとって初めての県議会となる6月定例会ですが、就任会見では県議会との関係構築の必要性を話されていましたので、その関係の構築のために取り組むこと、また6月定例会どのように臨みたいか教えてください。

 

(知事)

これは、御存知のように、地方自治体というのは二元代表制でございますので、議会の皆様としっかりとですね、歩調を合わせていくということが非常に大事になってまいります。就任後速やかに正副議長への御挨拶でありますとか、あるいは、各会派のですね、御挨拶等を行いまして、今後しっかりとコミュニケーションをとっていきますということについて、お互いに確認をしたところでございます。引き続きですね、県議会の議員の皆様と丁寧なコミュニケーションを重ねていくことによって、しっかり議会とのですね、関係構築を尽くしていきたいというふうに思っております。

 

(幹事社)

ありがとうございました。

ではただいまの幹事社質問で、県政運営、リニア中央新幹線、県議会6月定例会について、およびその知事の回答について質問のある社はお願いします。




一般質問(リニア中央新幹線関連)

(記者)

静岡朝日テレビです。リニアの関係でお尋ねしたいです。幹事社質問と若干かぶるところがあるかもしれませんが、先週リニアの関係者、総理だったり国交大臣など、相次いで面会したりしたんですけれども、そういったことに関してどういった収穫があったか、具体的に教えていただけますでしょうか。

 

(知事)

はい。

皆様と一緒にですね、リニア推進をしていくということについてのですね、心合わせができたと、同時にですね、静岡県の立場というものも、改めて、関係者の皆様、特に重要なキーマンとなる皆様にはですね、御理解をいただいたというふうに感じているところでございます。

 

(記者)

あとそのリニアに関して、空港新駅についても動きがありました。先週、期成同盟会の国、国交省への要望に盛り込まれた、空港新駅について要望が盛り込まれたかと思います。印象については、実現に向けて大きくことが動いたのかなというふうに思ったんですけれども、こうしたことというのは地元への説明が必要なのではないでしょうか。

もしくは新駅の実現に向けての動き、構想の内容について説明という観点で動かれていることが、既にあるようでしたら教えてください。

 

(知事)

これは以前にもお話申し上げましたとおり、いわゆる拙速に進める話じゃなくて、長期的な課題であるというふうに認識をしております。今回の期成同盟会でですね、リニア開業の高速交通の将来像、いわゆる将来像ですから、今後、未来のことでありますけども、その中にも盛り込まれたということはですね、大変ありがたいなというふうに思いますけども、具体的にどうしていくかということについては、おっしゃる通り沿線市町の皆様とのですね、お話し合いも必要ですしJR東海さんとのですね、お話もこれからまだまだ詰めていかなきゃいけないことがたくさんありますので、これあの拙速にことを進めるというよりも、リニア開業を見据えてですね、1つ1つ課題をクリアしながら丁寧な議論をしていくということが必要かと思っております。

 

(記者)

今後その空港新駅構想について地元の方だったり、地元市、首長さんに説明をされる機会というのは何か近く御予定されてるものはありますか。

 

(知事)

特に直近で予定はされておりませんけども、必要があればまたそうした機会を持ちたいと思いますし、1年2年の話ではございませんので、そこはじっくり議論を深めていきたいと思っております。

 

(幹事社)

他いかがでしょうか。お願いします。

 

(記者)

朝日新聞と申します。リニアの山梨工区のボーリング調査の件なんですけれども、一応JRと合意をするかどうかの判断というのが、近々あると思うんですけども、それは山梨県に現地視察に行った後になるんでしょうか。

 

(知事)

いや、あの現地視察は、別の問題になろうかと思います。今、JR東海さんに問い合わせをして、御回答いただいたものを専門部会の方できっちり今、精査していただいてますので、その結果を待っているところであります。

 

(記者)

専門部会の回答でしたり、流域市町の協議会の回答があれば、それで判断をして回答するというような形で。

 

(知事)

そうですね、はい。そういう手続きになろうかと思います。

 

(記者)

ありがとうございます。

 

(幹事社)

そのほかいかがでしょうか。

(記者)

すみません、日本経済新聞です。よろしくお願いします。

リニア関連で2点あるので、伺えればと思います。1点目なんですけれども、先週金曜日の同盟会後の要望で、国交省と、あと首相に会われたと思うんですが、その際に岸田首相からあったリニア新幹線の開業時期に関して全線開通時期を2037年を目処として進めてくれというような旨の発言がありまして、これを受けた鈴木知事の、まず受けとめを伺えればなと思います。

 

(知事)

これは、総理のお考えであろうかと思いますけれども、私どもとしては、静岡県の立場をね、しっかりお伝えしましたので、この水の問題と、アルプスの環境保全の両立を図っていくということに関してですね、もちろんスピード感を持ってJR側と対話を進めていかなければいけませんけれども、われわれそこはですね、静岡県の1つの基準として考えているところであります。はい。

 

(記者)

ありがとうございます。関連して、37年にその全線開通という話でいうと、かなりJR東海側の受け止めに関してちょっと伺ってないので恐縮なんですけれども、品川と名古屋の間の開業に関しても、結構そのスピード感を持って取り組めというような意図にも感じたんですが、そうすると今後の静岡県の水や環境問題に関する議論であったりですとか、あるいはリニア開通後とされていた先ほどの空港新駅の議論に関しても、やり方であったり、進め方も、変わっていくようなものはあるんでしょうか。

 

(知事)

特に、私は変化を、変わっていくことはないというふうに思ってます。

これJR東海さんと私共と、あるいは流域市町の皆様、そして国も入ってですね、いかに今28の課題テーマが設定されてますけれども、それをクリアしていくかということでございますので、お互いにスピード感を持って、現実的な対応策を見つけていくということになろうかと思います。

 

(記者)

ありがとうございます。リニアでもう1点なんですけれども、ちょっと確認的なもので恐縮なんですが、先ほど山梨県のボーリングのお話がありましたが、その前にJR東海側に岐阜の井戸水の水位低下を受けて、静岡県内へのボーリング調査に関して、何ていうんすかね、意見書を送っていたと思うんですけれども、それに対しての返信があって、現在の状況でいうと、県として静岡県境へのボーリング調査、それを超えてのボーリング調査というのは、認めているという状況なんでしょうか。

 

(知事)

いや、今これについて、JR東海さんからの回答について、その妥当であるかどうかについて、専門部会の方で精査をしておりますので、その専門家の皆さんの判断を今、待ってるところでございます。

 

(記者)

ありがとうございます。




一般質問(リニア中央新幹線関連)

(記者)

共同通信です。よろしくお願いします。

リニアに関してお伺いします。明日、第3回目のモニタリング会議の方が実施、明日以降実施されるってことになりますけれども、川勝前知事はモニタリング会議のことをお目付け役というような表現をされておりましたけれども、鈴木知事としてはこのモニタリング会議の意義であったり、ここで議論されるべきこと、どういったことを期待しているのかというような、その点について伺ってもよろしいでしょうか。

 

(知事)

はい。これはモニタリング会議の方で、しっかり専門部会とJRの対話を踏まえてですね、JR東海さんがいろんな取り組みをしていくわけですけども、それを国として、まさにモニタリング、ちゃんと監視をし、必要であれば指導等もしていただくということでございますので、その役割をきっちり果たしていただきたいというふうに思ってるところでございます。

 

(記者)

モニタリング会議の、矢野座長とは、就任以降お話されたりとか、何かリニアに関して議論をしたりとかそういう機会はありましたか。

 

(知事)

一度ですね、来られたときに、簡単に御挨拶はさせていただきました。はい。特に細かな内容についてのお話は、その際には出ておりません。はい。

 

(記者)

何か今後、矢野座長とやりとりしたりとか、そういった細かいリニアに関するお話を直近でしていく予定とか、そういうのは。

 

(知事)

あの、必要であれば当然、矢野座長ともですね、お話をしていくと思いますけども、あまり細かい話よりも大きな方向性とか、そういう議論になろうかというふうに思います。

 

(記者)

わかりました。ありがとうございます。

 

(幹事社)

他いかがでしょうか。

(記者)

すみません、日本経済新聞です。よろしくお願いします。

リニア関連で2点あるので、伺えればと思います。1点目なんですけれども、先週金曜日の同盟会後の要望で、国交省と、あと首相に会われたと思うんですが、その際に岸田首相からあったリニア新幹線の開業時期に関して全線開通時期を2037年を目処として進めてくれというような旨の発言がありまして、これを受けた鈴木知事の、まず受けとめを伺えればなと思います。

 

(知事)

これは、総理のお考えであろうかと思いますけれども、私どもとしては、静岡県の立場をね、しっかりお伝えしましたので、この水の問題と、アルプスの環境保全の両立を図っていくということに関してですね、もちろんスピード感を持ってJR側と対話を進めていかなければいけませんけれども、われわれそこはですね、静岡県の1つの基準として考えているところであります。はい。

 

(記者)

ありがとうございます。関連して、37年にその全線開通という話でいうと、かなりJR東海側の受け止めに関してちょっと伺ってないので恐縮なんですけれども、品川と名古屋の間の開業に関しても、結構そのスピード感を持って取り組めというような意図にも感じたんですが、そうすると今後の静岡県の水や環境問題に関する議論であったりですとか、あるいはリニア開通後とされていた先ほどの空港新駅の議論に関しても、やり方であったり、進め方も、変わっていくようなものはあるんでしょうか。

 

(知事)

特に、私は変化を、変わっていくことはないというふうに思ってます。

これJR東海さんと私共と、あるいは流域市町の皆様、そして国も入ってですね、いかに今28の課題テーマが設定されてますけれども、それをクリアしていくかということでございますので、お互いにスピード感を持って、現実的な対応策を見つけていくということになろうかと思います。

 

(記者)

ありがとうございます。リニアでもう1点なんですけれども、ちょっと確認的なもので恐縮なんですが、先ほど山梨県のボーリングのお話がありましたが、その前にJR東海側に岐阜の井戸水の水位低下を受けて、静岡県内へのボーリング調査に関して、何ていうんすかね、意見書を送っていたと思うんですけれども、それに対しての返信があって、現在の状況でいうと、県として静岡県境へのボーリング調査、それを超えてのボーリング調査というのは、認めているという状況なんでしょうか。

 

(知事)

いや、今これについて、JR東海さんからの回答について、その妥当であるかどうかについて、専門部会の方で精査をしておりますので、その専門家の皆さんの判断を今、待ってるところでございます。

 

(記者)

ありがとうございます。

 

(記者)

共同通信です。よろしくお願いします。

リニアに関してお伺いします。明日、第3回目のモニタリング会議の方が実施、明日以降実施されるってことになりますけれども、川勝前知事はモニタリング会議のことをお目付け役というような表現をされておりましたけれども、鈴木知事としてはこのモニタリング会議の意義であったり、ここで議論されるべきこと、どういったことを期待しているのかというような、その点について伺ってもよろしいでしょうか。

 

(知事)

はい。これはモニタリング会議の方で、しっかり専門部会とJRの対話を踏まえてですね、JR東海さんがいろんな取り組みをしていくわけですけども、それを国として、まさにモニタリング、ちゃんと監視をし、必要であれば指導等もしていただくということでございますので、その役割をきっちり果たしていただきたいというふうに思ってるところでございます。

 

(記者)

モニタリング会議の、矢野座長とは、就任以降お話されたりとか、何かリニアに関して議論をしたりとかそういう機会はありましたか。

 

(知事)

一度ですね、来られたときに、簡単に御挨拶はさせていただきました。はい。特に細かな内容についてのお話は、その際には出ておりません。はい。

 

(記者)

何か今後、矢野座長とやりとりしたりとか、そういった細かいリニアに関するお話を直近でしていく予定とか、そういうのは。

 

(知事)

あの、必要であれば当然、矢野座長ともですね、お話をしていくと思いますけども、あまり細かい話よりも大きな方向性とか、そういう議論になろうかというふうに思います。

 

(記者)

わかりました。ありがとうございます。

 

(幹事社)

他いかがでしょうか。




一般質問(リニア中央新幹線関連、合計特殊出生率の公表)

(記者)

すみません、読売新聞と申します。

リニア問題の関係で、JR東海の社長と面会された時に、あの大井川利水協議会の開催を求められていたかと思うんですけれども、そちらについて進捗があれば教えてください。

 

(知事)

すいません。大井川利水関係協議会への。

 

(記者)

開催が社長の方から。

 

(知事)

説明、直接、御説明をしたいというお話もございましたので、今、日程とかですね、あるいはやり方等につきまして、どういう形でやるかということにつきまして今、事務方の方ですね、詰めていただいているところでございます。

 

(記者)

特にまだ、具体的にいつ頃になりそうかという目処はついてない。

 

(知事)

まだ、報告は上がってきておりません。

 

(記者)

はい、ありがとうございます。

 

(記者)

すみません、朝日テレビです。先日もお伺いしたことで恐縮ですけれども、静岡空港新駅っていうのが700億円程度かかるという見方もあります。仮に設置するとなると、県で負担することになるのでしょうか。

 

(知事)

もちろん、そういうまだですね、きちっと事業費の精査もしておりませんし、JR東海さん、国もですね、当然、関係者として出てくると思いますので、その費用負担どうするかとかってのは、もっとずっと先の話になろうかというふうに思います。

 

(記者)

その財政負担というのは、具体的にどういった段階で、どういった協議が必要というふうにお考えでしょうか。

 

(知事)

はい?

 

(記者)

財政負担に関しては、具体的にどの段階でどういった協議が。

 

(知事)

相当先だと思います。はい。まだ空港新駅が設置されるかどうかも決まってませんし、規模だとか工事の内容、あるいはどういうふうに進めるかとかですね、いろんなことを考えないと、いわゆる予算規模が決まらないと思いますし、それをどういう責任分担のもとに割り振るかということは、かなり先の話になると思います。はい。

 

(幹事社)

この他いかがでしょうか。

ではないようですので、その他の質問のある社はお願いします。

 

(記者)

静岡新聞と申します。

 

(知事)

はい。

 

(記者)

先日、厚生労働省が2023年の出生率、合計特殊出生率を公表して、静岡県は1.25ということで、前年から0.08ポイント低下して、過去最低だったと。出生率も2万人を割り込んで、少子化が進んでいるということだと思うんですが、この受け止めと、あと知事は浜松市長時代にも、少子化対策取り組んでこられたかと思うんですけども今後、静岡県の対策としてどのようなことをやっていくか。

 

(知事)

基本的にはこれ、御存知のように、静岡県もそうですけども、国全体としても出生率ってのは、長期に低下をし続けている問題でありますので、大変深刻だとはいうふうに思っております。これは未婚化、晩婚化がですね、大きな原因であるということは、明らかでございますので、ここをどう解消していくかということはですね、これ国全体として、もちろん、いろんな社会の構造を変えていくとかですね、あるいは人々の意識を変革していくとか、いろんな取り組みが必要だというふうに思います。私達ができるということとなりますと、やっぱり子育てしやすい、子供を産み育てやすい環境を作っていくということになろうかと思いますので、ずっと私、訴えてきた、結婚から妊娠、出産、子育て、教育に至るまでですね、切れ目のないですね、きめ細かな支援を行っていくというようなことが重要になってくるというふうに思っております。

一方、社会的な移動というのもございますので、これ定住の促進でありますとか、交流人口の拡大でありますとか、ある程度この人口が減っていく中であっても、活力ある地域社会を、いかに形成をしていくかということが重要な視点になってまいりますので、そうした交流人口の拡大とかですね、移住定住、こうしたものもですね、重要なテーマとしてしっかり取り組んでいきたいというふうに考えております。




一般質問(富士登山入山規制への考え、県営野球場の基本計画)

(幹事社)

他いかがでしょうか。第一さんお願いします。

 

(記者)

すみません、静岡第一テレビと申します。

富士山の通行料に関してです。今年から山梨県側では、2000円の通行料を取られると、合わせて入山の規制も取られるということで、静岡県側道との差が出てしまっている状況になりますけども、知事として今後、富士山、静岡県側どうしていくかというお考えがあればお聞かせください。

 

(知事)

はい。当然、富士山に、多くの皆さんに来てもらうということと、富士山の世界遺産としてのですね、価値をどう保全していくかと、自然環境をどう守っていくかと、これ、両方両立をさせていかなければいけないということで、オーバーツーリズムも含めてですね、一定の入山規制等は必要だというふうに思っています。そのときに、状況がですね、多少、山梨県と静岡県が違うということも、担当者の方から伺ってますし、今、山梨県側が吉田ルート1本で13万人を超える人たちが利用されているわけですけれども、静岡県側は3ルートあって、一番多い富士宮口でも約5万人で、あとは2万人を切る、あとの二つはですね、1万5000人と1万9000人というふうに伺っておりますので、多少その利用者の数等はですね、山梨県側と静岡県側は違いますし、静岡県の3ルート自体もですね、それぞれの事情が異なりますので、どういうふうにこれをですね、コントロールしていくかということについてはですね、また今後の状況を見ながら、検討していく必要があるというふうに思っております。

静岡県側としても、今年、事前登録システムを稼働させまして、一定の、いわゆる弾丸登山とかですね、軽装登山、こうしたものに注意喚起をしたり、それを抑制するような取り組みは始めておりますので、今年のこの状況を見ながらですね、今後、山梨県とも連携をしながら、今後のですね、規制あるいはルール作り等をどうしていくかということについては、検討していきたいというふうに考えております。

 

(記者)

ありがとうございます。

 

(記者)

中日新聞です。お願いします。浜松市で計画される県営野球場についてなんですが、6月議会が迫っていますが、そこで何か案を絞り込んだりだとか、公園全体の基本計画を策定したりだとか、何か方針はありますでしょうか。

 

(知事)

議会、この6月議会にですね、基本計画について、議会に御説明をする予定になっているというふうに伺っておりますので、今後、議会ともしっかり議論を深める中でですね、個人的には、その先に浜松市も、これは当事者の一角であるわけですので、浜松市とか民間の皆さんの意見も聞きながらですね、さらに公園全体のですね、構想を練り上げていくということがよろしいんではないかなというふうには思っております。いずれにしましても、まずは議会の皆様と丁寧に議論をすることからスタートする必要があるかというふうに思っております。

 

(記者)

ありがとうございます。ふじのくに県民クラブの方からも、6月定例会ですぐにこの3案を絞り込まなくて、拙速にならずに、一旦はそこで絞り込まなくてもという意見も聞いたんですが、知事としてもそういった、まずは3案絞り込むっていう、前提でやるわけではなくて、まずは議論をっていうところ。

 

(知事)

そうですね、全体の基本計画について、議会の皆様からもですね、御意見をいただき、ここで絞り込む絞り込まないというよりも、まず議員の先生方からいろいろな御意見を聴取して、次の議論に繋げていくということが大事ではないかなというふうに思っております。

 

(記者)

ありがとうございます。その確認なんですが、公園全体の基本計画は、6月議会で策定できればというお考え。

 

(知事)

そうですね、はい。

 

(記者)

わかりました。あと知事選のときにスタートアップの、全然別の話で、ことを、支援をかなり強調されていたと思うんですが、県だとスタートアップの支援戦略だとかそういったものも去年作ったように記憶をしているんですが、今後どう進めていきたいだとか、その辺しばらく、ヒアリングとかを通して何かお考えあれば教えてください。

 

(知事)

まだ全体の概略について、今、レクをいただいたところなので、個別案件についてはこれから、担当の方と深堀していかなければいけないと思います。当然スタートアップについては、私も今までやってきた経験や知見もございますので、そうしたこともですね、これから県の施策の中に盛り込んでいくようにしたいと思いますし、やっぱりこれから、中部、東部にも、コミュニティを含めたですね、まず拠点作り、ここが私大事だと思いますので、そうした取り組みを始め、また首都圏等からですね、これ移住・定住にも関わることでありますけれども、スタートアップを誘致する、そうした施策に重点を置いて、取り組みを進めていけたらなというふうには考えております。

 

(記者)

中日新聞です。県営の野球場について伺いたいんですけども、就任会見の時に、知事は全体構想からもう一度見直さないと判断を誤るのではないかと、個人的な意見を申されてたんですけども、今回6月議会で基本計画を出されるとなると、その全体構想を考えるのって難しくなるのかなと、決まっちゃうので。なので基本構想、計画自体をひっくり返す可能性ってのはあるんでしょうか。

 

(知事)

いや基本的な部分はですね、例えば球場を中心に一体的に整備をしていくとか、基本的な部分というのは変わらないと思います。ただ、その中身についてはですね、今後、当然浜松市さんの意向や、考え方もあるでしょうし民間が入ってくれば、民間の役割も、考え方等も入ってくるでしょうし、それは基本計画の中で揉んでいくということになろうかと思います。決めてしまわないってことが私は大事だと思います。はい。

 

(記者)

基本計画をもとに、その決まってない部分を詰めていくことが必要ってことですね。

 

(知事)

基本計画ってのも、全部細かく、全部決めるというものではありませんので、当然その中にこれからどういう施設を盛り込んでいくかとかですね、そういうことについては、さらに踏み込んだ民間の知恵だとか、浜松市さんの意向だとかっていうこともですね、入ってくるというふうに思っております。

 

(記者)

わかりました、ありがとうございます。




一般質問(県営野球場関連)

(記者)

すいません、朝日新聞の大海です。あの野球場の話でしつこくてすいません。要は今、出てる3つの案っていうのを、一旦、もうこの前も言った、おっしゃったかもしれませんけど、3つの案は、一旦、置いといて、

 

(知事)

ここで一旦置いとくとか置いとかないじゃなくて、議会でいろいろ議員の先生方の御意見も聞かなければいけませんので、今ここで予断を持って御回答できることはないということでございます。

 

(記者)

ちょっと頭が整理できてないんですけど、公園全体の基本計画ていうのがあって、で、県が示している3つの案、野球場だけの話で言うと、野球場の3つの案があります。これとこれはどうリンクするんですか。

 

(知事)

ちょっと担当の方から説明していただけますか。

 

(記者)

ごめんなさい細かいところ。

 

(公園緑地課長)

公園緑地課長の熊谷です。基本計画っていうのは、基本的には、今回は公園の基本的な計画になりまして、要は公園全体の方針というか、そういう大雑把に、今回については野球場を中心にいろんな他のサブ球場だとか緑地だとかいろいろそういう、いろんな公園施設を含めて、全体の公園の計画を、方針的なものを決めてるものです。今回については野球場につきましては、3案併記という形で、基本計画自体を取りまとめるという方向で素案を、素案を2月の議会の方で。

 

(記者)

それはわかるんです。つまり今、知事がおっしゃった、全体、公園全体の基本計画をしっかり練りたいっていうことと、3案があるってことは、3案をもう1回練り直すっていう意味なのかどうなのか。

 

(公園緑地課長)

3案は、一応そのままベースにありまして、その3案というのは今、野球場に特化されてますけれども、屋外型が2タイプ、ドーム型が1タイプ、その3案になっておりますが、それをベースにして、それ以外の部分で、いろいろ練り直すっていうことを、今後その基本計画というものをベースにして、やっていこうよというお話を、知事はなさってるということです。

 

(記者)

つまり3案は生きている。

 

(公園緑地課長)

生きてます。

 

(記者)

その3案中で、活かしながら、全体のことを考える。

 

(公園緑地課長)

そうです。要は、どのように利活用していくかっていう部分を、より深めていくという意味で、今の3案をベースにして、今後ちょっとその辺を、もう一度練り直す方がいいんじゃないかというのが知事のお考えという認識でおります。

 

(記者)

じゃあ、6月議会では、3案を絞り込むことはないということで。

 

(公園緑地課長)

絞りこまないです。3案のまま、いきたいと思っております。

 

(記者)

すいません。それとごめんなさい。

 

(知事)

はい。

 

(記者)

浜松の市長さんは、何かドーム型、球場じゃなくて、スタジアムだとおっしゃってましたけど、知事も同じ感じで、お考えですか。

 

(知事)

ちょっとそこは、浜松の市長から伺っておりませんので、またよくその内容聞いてからお答えをしたいと思います。

 

(記者)

それとすいません、全く別の話なんだけど経団連がですね、選択的夫婦別姓について、提言されて、早く法律出せっていう話をされたんですね。

 

(知事)

はい。

 

(記者)

されてると思うんですね。さっきの少子化にも絡んでくるかもしれないんだけれども、知事のお考えとしては、こういう選択的夫婦別姓みたいな制度設計の改革っていうのは進めるべきだというふうにお考えでしょうか。

 

(知事)

すいません、ちょっと経団連のですね、意見書というか、それはまだサーベイしておりませんので、ちょっとここではお答えしかねるということでございますね。

 

(記者)

ありがとうございます。

 

(幹事社)

そしたら、共同さんお願いします。




一般質問(リニア中央新幹線関連、県営野球場関連、東京都知事選挙)

(記者)

共同です。よろしくお願いします。すいません話戻ってしまうんですけど、リニアの話で、その空港新駅の話になると、これまで確か2016年から4年間、その調査費という名目で空港新駅設立のための予算が計上されてたと思うんですけれども2020年ごろから計上されなくなり、かつ、JR東海が否定してきたことによって、その空港新駅の議論自体も下火になってきていたという状況がある中で、新たに、今回その、新たにというか改めて空港新駅の話が出て動いたような感じがあります。その中で県として、その調査費のような形で新たに予算を計上したりとか、そういったお考えとか、お考えがあったりとか、そういうふうに動いてたりするのかということを伺ってもよろしいでしょうか。

 

(知事)

具体的に、この問題が、構想として具体的に進むんであればですね、当然そういう必要もあろうかと思いますけども、まだまだ今その段階ではございませんので、今すぐ調査費を計上するというようなことについては考えておりません。

 

(記者)

例えばの話で恐縮なんですけれども、どういった段階になったら、そういう予算、調査費だったりなどの予算を計上したりしてっていうようなところになる。

 

(知事)

これはもうちょっと、議論が熟成していかなければいけませんので、当然JR東海さんもまだ慎重でございますし、まだ流域の市町の首長の皆さんでも、それぞれ考え方が異なりますし、とてもまだ熟成してるとは言い難いと思いますので、もっともっと皆さんの方向性が一致した段階で、具体的な構想に移れるというふうに思っております。

 

(記者)

わかりました。ありがとうございます。

 

(記者)

静岡新聞と申します。すいません、ちょっと私もリニアの関係でお伺いしたいんですけども、確認で、先ほど知事がJR東海と今後リニア開通に伴う本県のメリットで、そのうちの1つとして、東海道新幹線の停車本数に関する対話も進めていきたいとおっしゃったんですけども、この対話のこの具体的な進め方っていうのは、例えば新しい協議体とか会議体のようなものを設置するだとか、何かイメージはあるんでしょうか。

 

(知事)

今のところですね、まだそこまでの具体的な議論の場の設定等はですね、JR東海さんとも話をしておりませんので、決めておりません。ただ、これについてはJR東海だけではなくて、国も大きく関わってくると思いますんで、国も含めて、どのような議論を進めていくかということについて、今後詰めていく必要があろうかというふうに思っております。

 

(記者)

なるべくそこは、そこそこのスピード感を持って具体的な対話を進めていきたいっていうような。

 

(知事)

そうですね、当然、これはリニア開業はかなり先になりますけれども、できるだけ早いうちに、具体的にですね、なるものは答えを出していきたいと思いますが、当然JR東海さんについてはですね、そのリニアの、具体的なですね、いわゆる本数でありますとか、そこにどれくらいのぞみが吸収されるかとか、その辺のダイヤの問題がクリアになってこないと、はっきりと回答は出てこないと思いますので、その辺はですね、今後のその、ことの成り行き、推移の中でですね、なるべく早くではありますけれども、具体化を、具体的な数値を引き出していければいいかなというふうに思っております。

 

(記者)

すみません、最後で、空港新駅の関係なんですけども、これJRはこれまで否定的な考えを一貫して示していたかと思うんですけども、その否定的な考えの理由の1つとして、近くに掛川駅があって、ひかりだとか、ひかりか、ひかりとかこだまとかの速達性が落ちて、結果的に東海道新幹線利用者全体の利便性を損なうというような趣旨の発言をしているんですけども、一方で、今後その知事がリニア開業に伴って、ひかりとかこだまの増便の話をするのであれば、ある程度空港新駅、を設置しても、そのひかりこだまの速達性が落ちないようなことを前提に増便の議論をするっていうのが、なんというか効率的というか、だと思うんですけども、そういったお考えってのはないんでしょうか。

 

(知事)

非常に、今の議論だと抽象的でありますので、今の、当然、過密な、もうこれ以上ですね、なかなか本数増やせないような状況で新駅を作るのは、現実的ではないと思いますけれども、相当数、のぞみが減便をされてですね、ひかりこだまに余裕が出てくるということになればですね、例えば、全ての車両をですね、停めるということでなくても、何本かに1本停まるとかですね、その辺のダイヤ改正というのは、いくらでもこれは現実的にJRさんの方で考えていくことができると思いますので、その段階になって、考えるべきことであって、もちろん今の段階でですね、JRさんがそのように今のダイヤ編成のもとでですね、とても新駅なんか作れないということは現実的理解はできますので、もっと先の話だというふうに思っております。

 

(記者)

読売新聞です。すいません、お願いします。ちょっと話行ったり来たりで恐縮なんですけれども、野球場の話で、金曜日に浜松の期成同盟会、名称変更されましたけれども、面会する予定だと思うんですけれども、以前からおっしゃられているその協議会、話し合いの場の設置については、お話言及される予定。

 

(知事)

あくまで、これは私の試案でございますので、まだ議会の皆さんにお諮りをしておりませんし、そういう、試案としてお話をする可能性はありますけれども、正式な話にはならないというふうに思っております。

 

(記者)

静岡朝日テレビです。静岡県知事選に続く大型選挙として、東京都知事選の告示が迫っています。蓮舫氏は出馬を決断した理由として、静岡での鈴木知事の勝利を挙げていました。また明日、小池都知事も出馬表明するとみられます。鈴木知事は今後、知事同士の連携も必要となる、東京都の、首都東京都の知事選挙についてどのような視点で見ていますでしょうか。

 

(知事)

特に私から、東京都の知事選に関してコメントすることはございません。はい。皆さんに頑張っていただきたいと思います。はい。

 

(幹事社)

ではないようですので、以上で記者会見を終わります。最後にはい。




一般質問(リニア中央新幹線関連、静岡県の行財政改革)

(記者)

日本経済新聞と申します。最後にすいません。リニア関連で、1点伺いたかったんですけれども、知事選ですとか、それから先日の東京でのリニア行脚といいますか、でも訴えられていたリニアのメリットに関して、空港新駅であったりですとか、ひかりこだまの増停車に関して、具体的に挙げられていらっしゃったんですが、例えば、それらっておそらくリニア開通後のメリットとして出てくる、長期的なメリットであると思うんですが、一方で例えば在来線の駅前のまち作りだったりですとか、沼津駅の高架化の前倒しであったりですとか、大井川流域の観光振興であったりですとか、JR東海に求められるリニアのメリットって、リニアじゃない、静岡県へのメリットは、リニア開通前で何かなせるものもあるかと思うんですけど、個人的にそちらの方が、県民からすると、メリットとしてわかりやすいといいますか、リニア開通を待つよりも早く経済効果出てきそうな気がするんですが、このリニアのメリットというものに関して、先ほどの増停車や空港新駅以外で、今、挙げたようなところで求めていく、あるいはその辺に関して議論していく可能性ってあるんですか。

 

(知事)

そこは重要な視点だと思いますけれども、必ずしもこれリニアと絡めてというよりも、それぞれの市町の皆さんが抱えている課題がございますので、それについては市町の皆さんと一緒にですね、JR東海に対して必要な要請はしていくということはとても大事だというふうに思っております。そこはこれから、いろんな首長の皆さんからの御要請もいただきながらですね、県としても一緒になって、JR東海さんの方に要請をしていきたいというふうに思います。

 

(記者)

そうすると可能性としては、リニア開通前にメリットを出してほしいみたいなところで要望する可能性も、議論の進展ではありうる。

 

(知事)

リニアのメリットというよりも、当然、それはJR東海道新幹線あるいは東海道線の課題としてしっかりJR東海さんにも認識をしていただいて、それに対しては、必要な措置をですね、していただきたいなというふうに思っております。

 

(記者)

ありがとうございます。すいません、また追加で1点恐縮なんですけれども、浜松市長時代に、行財政改革などをしていく上で、行革審とか作って、なんていうんですか8年計画とか、いわゆる中期経営計画的な、そういう数値が立てられたと思うんですけれども、今回、そういった県全体に関しても、そういった数値目標を新たに、市長のリーダーシップ発揮っていうところでやっていく可能性ってあるんですか。

 

(知事)

それは、これからちょっと財政当局ともしっかり進めながら、当然無駄は省いて、必要なところに投資をしていくとか、将来に向けて健全財政をですね、維持していくということは重要でございますので、今後、関係当局としっかり詰めていきたいと思っております。

 

(記者)

それで関連なんですけれども、浜松市長時代に、そういったいわゆるスリム化、行革の中で、いわゆる職員の削減ですね、リストラというよりも、その、

 

(知事)

定数の適正化ですね。

 

(記者)

新規採用を絞っていってっていうのあったと思うんですけれども、これ県全体の、県職員の、なんていうんすかね、全体のボリュームに関しても、こういった可能性ってのはありうる、やっていかれるつもりなんですか。

 

(知事)

これはまだ、そこまできっちり報告いただいてませんので、当然それは1つのテーマとしてはありうるかなとは思います。

 

(記者)

ありがとうございます。

 

(幹事社)

ではないようですので、以上で記者会見を終わります。ありがとうございました。

 

(知事)

どうもありがとうございました。