令和4年度 記者提供資料
( 資料提供 )
生産・出荷ともに対前月比で低下 静岡県鉱工業指数(令和5年1月分速報)
1 生産指数の動き
令和5年1月の鉱工業生産指数(季節調整済:平成27年=100)は89.9となり、前月比は2.8%減と2か月ぶりに低下した。
また、前年同月比(原指数)は6.4%増と7か月連続して前年を上回った。
業種別の前月比(季節調整済指数)では、輸送機械、印刷、繊維等が上昇する一方、汎用・生産用・業務用機械、化学、プラスチック製品等が低下した。
2 出荷指数の動き
令和5年1月の鉱工業出荷指数(季節調整済:平成27年=100)は89.2となり、前月比は0.8%減と2か月ぶりに低下した。
また、前年同月比(原指数)は5.4%増と6か月連続して前年を上回った。
業種別の前月比(季節調整済指数)では、輸送機械、印刷、窯業・土石製品等が上昇する一方、汎用・生産用・業務用機械、食料品・たばこ、プラスチック製品等が低下した。
3 在庫指数の動き
令和5年1月の鉱工業在庫指数(季節調整済:平成27年=100)は106.0となり、前月比は1.1%増と3か月ぶりに上昇した。
また、前年同月比(原指数)は5.8%増と11か月連続して前年を上回った。
業種別の前月比(季節調整済指数)では、食料品・たばこ、汎用・生産用・業務用機械、非鉄金属等が上昇する一方、輸送機械、化学、金属製品等が低下した。
<参考>四半期推移及び在庫循環図
在庫循環図
・ 在庫積み増し局面(景気拡大期) 需要が供給より多くなると、生産を拡大し、在庫を積み増して需要に対処する。 ・ 在庫積み上がり局面(景気後退初期) 供給が需要より多くなってくると、生産の伸びが鈍化し、在庫が適正水準を超え、 在庫の積み上がりが起こる。 ・ 在庫調整局面(景気後退期) 適正水準を超えた在庫を減らすため、生産を抑え、在庫調整を図る。 ・ 意図せざる在庫減局面(景気拡大初期) 需要の増加に生産が追いつかず、在庫が減少する。 |
■ 添付資料
生産・出荷ともに対前月比で低下 静岡県鉱工業指数(令和5年1月分速報):( 297KB )
提供日:2023年3月30日
担 当:知事直轄組織 デジタル戦略局統計調査課
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