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( 令和4年度 ) |
( 資料提供 )
令和3年度プロジェクト「TOUKAI−0」の実績
1 要旨
・「静岡県耐震改修促進計画(第3期・令和3年度〜7年度)」に基づき、プロジェクト「TOU
KAI−0」により市町と連携し、住宅・建築物の耐震化を推進している。
・令和3年度の木造住宅の耐震補強助成事業の実績は574戸で、事業開始(平成14年度)
からの累計では25,178戸となった。
2 過去5カ年のプロジェクト「TOUKAI−0」の実績 (単位:件)
事業名 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 | | 実績
累計 |
対前年度増減比 |
木造
住宅 | 耐震補強助成事業 | 1,426 | 1,012 | 779 | 730 | 574 | △ 21.3% | 25,178 |
建替助成事業 | 38 | 121 | 117 | 122 | 160 | 31.1% | 597 |
ブロック
塀等 | 撤去事業 | 335 | 1,895 | 1,421 | 1,285 | 1,006 | △ 21.7% | 14,332 |
改善事業 | 13 | 179 | 229 | 243 | 174 | △ 28.3% | 1,547 |
3 令和3年度の分析
(1)木造住宅耐震補強助成事業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより、
前年度の実績を下回ったものと推測される。
(2)建替助成事業は、建替に対する補助制度を創設する市町が増えた(現在11市町)ことに
より、ここ数年増加傾向にあり、令和3年度は過去最多の実績を更新した。耐震化が必要
な木造住宅は築40年以上経過していることから、耐震補強ではなく建替を選択する方が
増えてきているものと推測される。
(3)ブロック塀等の撤去・改善は、平成30年6月の大阪府北部地震以降、減少傾向はあるも
のの、引き続き多くの利用実績があった。
4 令和4年度の新たな取組
(1)木造住宅耐震化の総仕上げを図るため、計画期間の令和7年度までの残り4年間で
耐震化に向けた周知を徹底して行う。(テレビCM放映予定)
(2)通学路等の安全性の向上を図るため、補助制度における敷地ごとの上限額を撤廃
し、危険なブロック塀等の耐震対策を促進する。併せて生垣やフェンス等への転換を
啓発し、安全で美しいいえなみの形成を推進する。
<参考>住宅の耐震化の目標(令和7年度末)
耐震化率95%(現状値89.3%(平成30年住宅・土地統計調査より推計))
■ 添付資料
令和3年度プロジェクト「TOUKAI−0」の実績: |
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( 120KB ) |
提供日 |
2022年5月11日 |
担 当 |
くらし・環境部 建築住宅局建築安全推進課 |
連絡先 |
建築耐震班 TEL 054-221-3076
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