（ 知事記者会見 ）
富士大淵工業団地が完成！高い経済波及効果を期待！
１ 要旨
○令和元年５月に富士市と企業局が基本協定を締結し、造成工事を進めてきた「富士大淵工業団地」が完成し、10月中の富士市への引渡しを予定している。
○進出企業６社の工場建設等による経済波及効果は90億円、全社操業による生産活動効果は170億円/年、県税増収効果は1.8億円/年となる見込み。
２ 経済波及効果（静岡県産業連関表分析ソフトにより試算）
区 分 | 経済波及効果 | 県税増収効果 |
| 工場建設等（含む企業局土地造成） | 約90億円 | 約1.3億円 |
| 企業の操業 | 約170億円/年 | 約1.8億円/年 |
３ 企業局による主な創意工夫の取組
○周辺生活環境に配慮し、当初設計を見直し
・溶岩掘削に伴い発生する騒音・振動を低減するため、計画高を嵩上げし掘削量を最小限にする計画に変更
・必要となる土は国と交渉し砂防発生土を無償で調達
○良質な土の受入等によるコスト削減
・砂防発生土に混入する転石を国が事前に破砕処理し、造成に適した土質条件での土砂を無償で提供
・転石の事前破砕により土砂の品質が安定したため、購入予定であった道路の路床材としても使用
○引渡し時期の前倒しに向けた取組
・新たな分合筆手法の活用（小山、藤枝に続き３例目）
・国交省や法務局と調整し、国土調査法に基づく測量成果の認定手続を引渡し後に実施（藤枝に続き２例目）
→当初予定より約３ヶ月前倒しとなる10月中の富士市への引渡しを実現
４ 概要
区 分 | 内 容 |
整備箇所・規模 | 富士市大淵地区 約5.7㏊ |
全体事業費 | 約15億円（事業期間：R元〜R４） |
５ 進出企業（募集、審査、分譲決定は富士市が実施）
区画 | 企業名 | 本 社 | 業 種 | 面積（m2） |
１ | 太洋紙業株式会社 | 富士宮市 | 紙製品製造業 | 7,283 |
２ | ミントハウス株式会社 | 埼玉県 | 食料品製造業 | 4,651 |
３ | 株式会社エマナック | 大阪府 | 金属製品製造業 | 4,069 |
４ | 株式会社コーチョー | 富士市 | 紙製品製造業 | 11,257 |
５ | 高岡食品工業株式会社 | 兵庫県 | 食料品製造業 | 9,601 |
６ | 埼玉プレス鍛造株式会社 | 埼玉県 | 自動車部品製造業 | 9,454 |
■ 添付資料
富士大淵工業団地が完成！高い経済波及効果を期待！: |
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( 217KB ) |
| 会見日 |
2022年9月22日 |
| 担 当 |
企業局 地域整備課 |
| 連絡先 |
企画営業班 TEL 054-221-2172
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