No | 調査日 | 現地調査結果と評価
( )内は調査箇所 |
(1) | 7月4日
(日) | (A)
ž 崩壊地の上部にある盛土の平坦部の表流水が地下に浸透し崩壊地に流れ込んだ可能性が見られる。
ž 崩壊地の上部に小規模なクラックがあるが、崩壊土量が少ないので、二次災害を直ちに発生させる危険性は低い。
(B)
ž 太陽光発電設備設置地から逢初川へ、表流水が流入した形跡は見られない。
ž 太陽光発電設備設置地では、雨水による洗堀が見られるが、地すべりによる亀裂などの大規模な地盤の変状は見られない。
(C)
ž 雨水が表面を流れた形跡が見られるが、地すべりによる亀裂など大規模な地盤の変状は見られない。 |
(2) | 7月6日
(火) | (B)
ž 太陽光発電設備設置地では、雨水による洗堀が見られるが、地すべりによる亀裂などの大規模な地盤の変状は見られない。
ž 太陽光発電設備設置地からの雨水は太陽光発電設備設置地の南側にある渓流に流れており、崩壊地に流れ込んだ形跡は見られない。 |
(3) | 7月7日
(水) | (C)
ž 雨水が表面を流れた形跡が見られるが、地すべりによる亀裂など大規模な地盤の変状は見られない。 |
(4) | 7月9日
(金) | (D)
ž 崩壊地北東部の宅地造成地内の雨水は水路を流れ、同造成地の東側の宅地造成地内の水路に流入し、逢初川ではなく、その北側の渓流に流れており、崩壊地への雨水の流入は見られない。
ž これらの水路から雨水があふれて崩壊地に流れ込む可能性は否定できないが、調査日ではその形跡は見られない。 |
(5) | 7月12日
(月) | 同上 |
(6) | 7月15日
(木) | (A)
ž 7月4日調査時と比較して、クラックの大きさに変化は見られないこと、その他大きな地盤変状は見られないことから、二次災害を発生させる危険性は低い。
(B)
ž 7月4日調査時と比較して、雨水の洗堀の深さに変化は見られない。また、地すべりによる亀裂は生じていない。 |