令和3年度 記者提供資料
( 資料提供 )
県の見解書を公表
7月20日(火)、熱海市伊豆山地区で発生した土砂災害について、徳島大学中野教授の解析結果を用いた「斜面北側から大量の水流れ込んだか」という報道がありました。
これについての静岡県の見解は以下のとおりです。
1. 中野教授の解析の目的
- 周辺開発が水の流れを変えて想定とは異なる場所に雨水が流れ込むことにより、想定外の災害が発生するおそれがあることへの警鐘。
- 逢初川源頭部北西の宅地造成地の水の流れについては、排水施設が設置され、排水施設に流入した水は逢初川には流入していない。
ただし、強雨の際には排水施設の能力を超えたに流水の一部が逢初川に流入する可能性は否定できない。
今回の災害をもたらした降雨(7月1日4時−7月3日10時まで)については、1時間雨量が最大24mm程度であるので、排水施設は一定の能力を発揮していたものと推定している。
よって、逢初川源頭部の崩壊に北側の宅地の降水が大量に逢初川源頭部盛土内に流入したとは考えていない。
(注)上記については、解析した中野教授とも認識は一致しているものと考えている。
中野教授もあくまで地形データ上の解析であり、排水施設の流路については考慮していないとしている。

提供日:2021年7月21日
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