令和3年度 記者提供資料
( 資料提供 )
熱海伊豆山地区土石流の原因調査体制(他者検証方式)と検証委員の決定
熱海伊豆山地区土石流の原因調査体制(他者検証方式)と検証委員の決定
1 要旨
熱海伊豆山地区土石流の発生原因(発生メカニズム)について、熱海伊豆山地区土石流の原因調査体制(他者検証方式)と検証委員が決まりましたのでお知らせします。
2 原因調査体制(他者検証方式)
下記のとおり、実施します。
3 検証委員
3学会(土木学会、地盤工学会、砂防学会)が指名した委員は以下のとおりです。
委 員 名 | 所 属 | 派 遣 機 関 |
沢田和秀教授 | 国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 工学部附属インフラマネジメント技術研究センター | 公益社団法人土木学会中部支部 |
小猛司教授 | 名城大学理工学部 | 公益社団法人地盤工学会中部支部 |
今泉文寿教授 | 国立大学法人静岡大学 学術院農学領域 | 公益社団法人砂防学会東海支部 |
静岡県熱海伊豆山地区土石流の発生原因(発生メカニズム)調査における他者検証について
1 概要
静岡県は、熱海伊豆山地区土石流の発生原因(発生メカニズム)について、静岡県が調査し作成した報告書について、他者が検証を行う仕組みを導入する。
検証方法は、以下のとおりとする。
1静岡県は、3学会(土木学会、地盤工学会、砂防学会)に対し、静岡県が作成する発生原因調査報告書について、検証(検討委員会の設置)を依頼する。
2静岡県は、地形、地質、土質等の関連データを一般公開する。
3研究者等が、静岡県の公開データ等をもとに独自に、解析し、発生メカニズム等について検討を進めていただくことを静岡県は期待する。
4静岡県は、検討委員会の助言や研究者等の意見・提言等についての見解書を含む「熱海伊豆山地区土石流発生原因(メカニズム)調査報告書(案)を作成する。
5検証委員会(委員は、土木学会、地質工学会、砂防学会が指名する者)が、静岡県の調査報告書(案)について検証を行い、検証結果を静岡県に提出するとともに、一般に公表する。
6静岡県は、検証委員会の検証結果を踏まえ、調査報告書(案)を修正し、最終報告書を作成する。
2 他者検証の意図
・発生原因(メカニズム)についての公正・中立な形での検証
(静岡県とは独立した組織が検証)
・静岡県による関連情報の情報公開をもって、社会の大きな「知」(研究者等)による検証を期待
提供日:2021年8月6日
担 当:交通基盤部 河川砂防局砂防課
連絡先:傾斜地保全班 TEL 054-221-3043
このページに関するお問い合わせ
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