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ホーム > 記者提供資料 > 県内で新たに2か所の建造物が国の登録有形文化財に登録されます!

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記者提供資料
( 令和3年度 )


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( 資料提供 )

県内で新たに2か所の建造物が国の登録有形文化財に登録されます!



旧岸邸(御殿場市)及び
高林家住宅建造物9棟(浜松市)
が新たに国の登録有形文化財に登録されます!


 国の文化審議会(会長・佐藤 信)は、7月16日(金)に開催される同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに220件の建造物を登録するよう文部科学大臣に答申を行います。
 県内では、旧岸邸(きゅうきしてい)と、高林家住宅(たかばやしけじゅうたく)建造物9棟の計10棟が新たに登録されます。
 これにより登録有形文化財の数は国内で13,286件、県内では292件(今回追加10件)となります。

○ 登録有形文化財に登録される建造物
(1)旧岸邸
   (きゅうきしてい)

  ア 所在地御殿場市東山字木戸下1082-1他

  イ 建築年代等:昭和44年/平成20年改修

  ウ 概  要
   ・東名高速道路御殿場インター近くに構える、内閣総理大臣を務めた岸信介の本邸。
   ・居間・和室等よりなる庭に面した接客空間を中心に、サービス空間、2階の居住空間
    を配し、全体を「日本的コッテージ風」でまとめ、洗練された戦後の和風建築。
   ・吉田五十八(よしだいそや)晩年の代表作の一つ。
    エ 連絡先:御殿場市社会教育課 電話番号:0550-82-4319

(2)高林家住宅馬小屋、堆肥小屋、男衆部屋、味噌倉及び米倉、地の神社、
   平常門及び塀、平門及び塀、内塀、外塀 計9棟
   (たかばやしけじゅうたくうまごや、たいひごや、おとこしゅうのへや、みそぐらおよびこめぐら、
    じのかみしゃ、へいじょうもんおよびへい、ひらもんおよびへい、うちべい、そとべい)

  ア 所在地浜松市東区有玉南町字宮廻1646-1他

  イ 建築年代等:(馬小屋、堆肥小屋、地の神社)明治39年頃
            (男衆部屋)明治39年頃/昭和6年頃改修
            (味噌倉及び米倉)明治19年頃/大正頃改修
            (平常門及び塀、平門及び塀、内塀)昭和8年頃
            (外塀)昭和初期

  ウ 概  要
   ・旧有玉下村に位置。
   ・高林家は代々庄屋を務めた地元有数の豪農。
   ・屋敷林に囲まれた敷地の中央に南北に並ぶ主屋など主要建物は登録済。
   ・敷地東側に南から北に今回追加で登録される馬小屋及び堆肥小屋、男衆部屋、味
    噌倉及び米倉が建ち、北西隅に地の神社が位置する。
   ・平常門及び塀と平門及び塀が敷地南東部を区画する。
   ・内塀は主屋東側の庭を囲み、外塀は主屋等の中心区画を囲んで屋敷林を区切る。
   ・馬小屋及び堆肥小屋はいずれも、木造平屋建て、切妻造り桟瓦葺きで往時の暮らし
    ぶりを今に伝える。
   ・男衆部屋は長屋門等の表側区画と主屋の区画の境に建ち、両区画を見渡す役割が
    窺える。
   ・味噌倉及び米倉は切妻造り桟瓦葺き。壁は真壁造板張で、西に下屋の廊下、東に
    庇を設けて材木を置く。
   ・地の神社は切妻造り桟瓦葺き平入り。霊神・宅主神・稲荷神の三社を置く。
   ・内塀は14代当主高林兵衛自ら考案したと伝わる山型に折れた桟瓦を葺き、コンクリー
    ト柱の板塀として全体に黒塗りとする特色ある意匠。
   ・平常門及び塀、平門及び塀とともに地域を代表する篤農家の屋敷構えを今に伝え
    る。
    エ 連絡先:浜松市文化財課 電話番号:053-457-2466
    提供日 2021年7月8日
    担 当 スポーツ・文化観光部 文化局文化財課
    連絡先 文化資源活用班 TEL 054-221-3159

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