( 資料提供 )
川根本町における土砂崩れ【第3報】
1 概 況
県道「川根寸又峡線」で、延長20mにわたり土砂崩れが発生し、6月22日(火)18:30頃から全面通行止めとなり、71名が孤立状況となっている。
路面上の土砂の撤去、周辺の調査が完了したため、孤立地域に滞在している観光客等については、現地で警戒をしながら通行(帰宅)させた。
なお、一般車両の通行については、引き続き、時間を限った通行を含め対応を検討中。
2 被害の概要
(1) 日時: 6月22日18時30分頃
(2) 場所: 主要地方道川根寸又峡線(榛原郡川根本町奥泉)
※朝日トンネルから寸又峡温泉方面へ約500m
(規制区間:川根本町奥泉 L=約8.6km)
(3) 人的・物的被害: 人的被害なし、ガードレール破損約10m
(4) 住民等の孤立:
地元住民等 48名
寸又峡温泉宿泊者 23名
(全員が同一の旅館に宿泊、家族等のグループ客)
(5) 交通状況: 迂回路なし(交通量 2117台/12h)
(6) ライフライン: 電気、ガス、水道、電話は利用可
3 現在の状況
・6月23日早朝から土砂の撤去作業を開始し、路面上の崩土は本日13時までに、おおむ
ね撤去した。
・午後から、ドローンによる現場法面の被災状況調査を実施、周辺の状況も含めて、国土
交通省中部地方整備局 防災ドクター 東海大学 北(きた)教授による調査を16時30分
までに完了した。。
・調査の結果は、道路の開通には復旧工事が必要であるが、関係者の監視下での一時
的な車両の通行は可能と判断した。
・寸又峡地区からの宿泊者全員が、帰宅の途についた。
※下線部は前回(第2報)報道提供から変更のあった部分
提供日 |
2021年6月23日 |
担 当 |
危機管理部 総務課 |
連絡先 |
危機報道官 TEL 054-221-2316
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