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ホーム > 記者提供資料 > 慶應義塾大学と水産・海洋技術研究所等の共同研究成果が国際学術誌に掲載(現在MaOIプロジェクトで発展研究を実施中)

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記者提供資料
( 令和2年度 )


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( 資料提供 )

慶應義塾大学と水産・海洋技術研究所等の共同研究成果が国際学術誌に掲載(現在MaOIプロジェクトで発展研究を実施中)



慶應義塾大学と水産・海洋技術研究所の共同研究成果が
国際学術誌に掲載
〜現在MaOIプロジェクトで発展研究を実施中〜


 健康機能性に関する慶應義塾大学医学部、県水産・海洋技術研究所及び日本大学医学部の共同研究の成果が、栄養学に関する国際的な学術誌「Nutrients」に掲載されました。
 この成果が、マリンオープンイノベーション(MaOI)プロジェクトの「シーズ創出研究」に発展し、現在、更なる研究が進められております。
 論文に発表された成果については、6月1日に慶應義塾大学からプレスリリースされました。
 (https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2020/6/1/28-70142/

1 掲載された研究テーマの概要
「魚エキスによる糖尿病網膜症の進行を抑制する新たな治療法の研究」
健康機能性(低酸素誘導因子HIF阻害活性)を有する県産魚介類とその有効成分の探索と網膜疾患に対する治療的効果の検証。
    2 掲載された学術誌の概要
    掲載誌Nutrients オンライン版 ※
    掲載日2020年4月10日付
    掲載
    タイトル
    Hypoxia-Inducible Factor Inhibitors Derived from Marine
    Products Suppress a Murine Model of Neovascular Retinopathy
      ※ Nutrients:栄養学に関する国際的な学術雑誌。学術雑誌の影響力を示したインパクトファクターは4.210であり、栄養関連誌としては上位に位置する。

    3 研究の経緯(県の関わり)
      慶應義塾大学医学部が、魚介類成分から新たな機能性成分の探索を行い、平成28年度にキビナゴからHIF阻害活性を見出し、眼科疾病の予防に有益な成分の含有が期待できることを発表。
      同大学からHIF阻害活性を有する魚介類の探索について、県水産・海洋技術研究所に提案があり、水技研が魚介類サンプルの調達、エキスの作製を分担した。続いて、モデルマウスを用いたエキスの投与試験が行われ効果を確認しました。
      現在、本成果を発展させ、糖尿病網膜症患者にとっての新たな治療法となることを目指し、慶應義塾大学、静岡大学、水技研の共同研究として、MaOIプロジェクトの「マリンバイオテクノロジーを核としたシーズ創出研究業務委託」(R1〜R3年度)の採択を受け、エキス中の有効成分の特定研究を進めています。

    問い合わせ先
     ○ MaOIプロジェクトに関すること
      県産業イノベーション推進課 内藤 TEL:054-221-2609
     ○ 共同研究の内容に関すること
      県水産・海洋技術研究所 二村・岡本 TEL:054-627-1815


    提供日 2020年6月3日
    担 当 経済産業部 産業革新局産業イノベーション推進課
    連絡先 産業イノベーション推進班 TEL 054-221-2609

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