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ホーム > 記者提供資料 > 富士水泳場の競泳用プール壁面タイル剥離の再発生

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記者提供資料
( 令和2年度 )


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( 資料提供 )

富士水泳場の競泳用プール壁面タイル剥離の再発生



1 要旨
 平成31年4月に発生した静岡県富士水泳場競泳用プールの西側壁面タイルの剥離や浮きについては、令和2年5月11日に修繕を完了し、5月29日から営業を再開したところでありますが、翌日の5月30日に当該修繕箇所とは異なる箇所(数メートル南側)に新たな剥離や浮きが発生した(約650枚)ため、下記のとおり、安全対策及び今後、詳細な調査を実施するとともに、改修方針について検討することといたします。

2 安全対策
・タイル剥離の壁に面している第1レーンのみ立入禁止措置を実施。(第2レーンから10レーンは使用可)
・毎日、利用前後に指定管理者が壁面に異常がないかを触診や目視による点検を実施。
・利用者の安全を十分に確保するため、プール壁面を保護する対策を検討。

3 剥離の状況(西側) 
            新たな剥離箇所
<プール平面図>        ↓

<タイル剥離壁面図 幅10m×水深3m> ※網掛けが剥離箇所


4 今後の対応
・専門業者による詳細調査を行うとともに、全面的な改修工事を視野に入れた対応方針について検討。
・大会・合宿の予定や一般利用の状況等を勘案し、関係者(県水泳連盟や富士市等)と調整の上、影響が最小限となるよう工事スケジュールを検討。

5 これまでの経緯

日 付
内 容
平成31年
4月15日 ・西側壁面タイルに剥離や浮きが発生
4月16日 ・施工業者による現地調査
4月18日 ・ダイバーによる潜水調査
4月22日 ・記者提供
令和元年
5月18日〜27日 ・打音調査
・西側のほか、東・南側壁面タイルに浮きを確認
プール利用(大会・合宿等)
令和2年
2月19日〜 ・タイル発注
3月25日〜31日 ・修繕のため、再度、打音調査
5月11日 ・タイル修繕完了(4月24日修繕開始)
5月29日 ・競泳用プール営業再開
5月30日 ・西側壁面タイルに新たな剥離や浮きが発生
・第1レーン及び周辺の立入禁止措置を実施
6月4日 ・ダイバーによる潜水調査
・浮きが見られる部分のタイルを落とすなどの応急処置
・幅10m×高さ3mの範囲でタイルの剥離を確認


6 静岡県富士水泳場の概要
竣工    平成14年3月(開館:平成14年5月) 建設事業費 7,881百万円
場所   富士市大淵266(富士市総合運動公園内)
構造・階数 鉄骨造、鉄筋コンクリート造 地下1階、地上3階
敷地面積 21,306平方メートル(借地)
施設概要 延べ床面積13,278平方メートル
競泳プール(公認) 50m×10コース 25m×10コース×2面(可動床・壁)
飛込プール(公認) 25m×25m、水深5m (可動床)
観客席   3,031席(うち固定2,011席)
指定管理者 静岡県富士水泳場マネジメントグループ
沿革    第58回国民体育大会夏季大会開会式、閉会式及び水泳競技(競泳・
      飛込)会場(平成15年)


提供日 2020年6月23日
担 当 スポーツ・文化観光部 スポーツ局スポーツ振興課
連絡先 地域スポーツ班 TEL 054-221-3284

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