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( 令和2年度 ) |
( 資料提供 )
令和元年度 消費生活相談の概要
令和元年度 消費生活相談の概要
〜定期購入に関するトラブルと新型コロナウイルス関連の相談の増加〜 |
県と市町の消費生活相談窓口では、消費生活相談員が県民の消費者トラブルにかかる相談に対応し、助言や情報提供を行うとともに、相談者と事業者の間に入って公平な立場で解決を図っています。
1 令和元年度消費生活相談の状況
○令和元年度に県と市町の消費生活相談窓口に寄せられた消費生活相談の件数は25,870件でした。前年度に多く寄せられた架空請求に関する相談件数が減少したことなどにより、前年度に比べて2,306件(8.2%)減少しました。
2 消費生活相談の特徴
(1)定期購入に関する相談
○販売サイト等で「初回無料」など通常価格より低価格で購入できることを広告している一方で、実際は定期購入が条件となっている健康食品や化粧品などに関する相談件数は1,249件であり、前年度に比べて679件(119.1%)増加し、相談件数が急増しました。
(2)架空請求に関する相談
○「利用した覚えのない請求が届いたがどうしたらよいか」といった架空請求に関する相談件数は2,717件であり、前年度に比べて3,787件(58.2%)減少しましたが、依然として多くの相談が寄せられています。 (単位:件)
| 27年度 | 28年度 | 29年度 | 30年度 | 令和元年度 | 前年度比
(元/30) |
消費生活相談件数 | 26,450 | 25,459 | 29,135 | 28,176 | 25,870 | 91.8% |
| 定期購入に関する相談件数 | 128 | 335 | 464 | 570 | 1,249 | 219.1% |
| 架空請求に関する相談件数 | 2,347 | 2,263 | 8,128 | 6,504 | 2,717 | 41.8% |
(3)新型コロナウイルスに関する相談
○令和2年1月から5月までの新型コロナウイルスに関する相談件数は900件であり、マスクの送り付けや旅行ツアーや結婚式などの解約・返金、特別定額給付金に関する相談が多く寄せられました。 (単位:件)
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 合計 |
新型コロナウイルス関連の相談件数 | 5 | 46 | 201 | 489 | 159 | 900 |
≪チェックポイント≫
□契約時に定期購入が条件となってないかなど契約内容をしっかり確認する
□身に覚えの無いハガキやメールは無視して、絶対に相手方に連絡しない
□新型コロナウイルス関連で行政機関や金融機関を名乗り個人情報を聞かれても絶対に教えない
消費者トラブルで困ったときは、あきらめたり泣き寝入りしたりせず、消費者ホットライン「(局番なし)188番」へお電話ください。お近くの消費生活相談窓口に繋がります。 |
提供日 |
2020年6月10日 |
担 当 |
くらし・環境部 県民生活局県民生活課 |
連絡先 |
消費者支援班 TEL 054-221-2175
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