令和2年度 記者提供資料
( 資料提供 )
「静岡の茶草場農法」知事顕彰
「静岡の茶草場農法」知事顕彰を3名へ初授与
本年度から実施している「静岡の茶草場農法」知事顕彰について、今回、3名を初めて顕彰する。
1 知事顕彰対象者
顕彰対象者名 | 区分 | 市町 | 顕彰対象者の概要 |
JA掛川市 茶生産委員会 東山支部 | 団体 | 掛川市 | 東山は茶草場農法を代表する地区であり、静岡の茶草場農法が世界農業遺産に認定されるにあたって中心的な役割を果たした団体。 |
丸五倉沢園 堀 延弘 | 個人 | 菊川市 | 菊川市倉沢地区の自園自製自販農家。千框の棚田と隣接する茶草場の動植物を保全する活動と体験イベントの実施等により、茶草場農法の認知度向上に努めている。 |
つちや農園 土屋 鉄郎 | 個人 | 川根 本町 | 高級茶産地の川根で、茶草場農法を実践。高い生産技術と販売力を活かして生産したお茶の90%を自家販売する自園自製自販農家。 |
2 「静岡の茶草場農法」知事顕彰の概要と応募状況等
目 的 | 世界農業遺産である茶草場農法の維持継承と、その価値を高め茶草場農法の取組を拡大していくため、茶草場農法に係る他の模範となる優れた取組を顕彰する。 |
対象者 | 県内で茶草場農法を概ね5年以上実践しかつ現在活躍している個人又は団体 (世界農業遺産認定市町以外の実践者を含む) |
募集期間 | 令和2年11月9日から12月25日まで(5件が申請) |
選考基準 | 1 生物多様性を保全するために適切に茶草場を管理していること 2 茶草場農法による高品質なお茶づくりに努めていること 3 茶草場農法を活用した優れた農業経営を実践及び茶草場農法の発展や拡 大を目指し、後継者育成などの次世代に継承する取組や認知度向上に繋が る取組の実践 4 その他茶草場農法に関する特徴的な取組 |
選考方法 | 評価委員会による選考(書面による1次審査とプレゼンテーションによる2次審査) |
顕彰点数 | 3点程度/回 |
顕彰頻度 | 3年に1度(次回は令和4年度、第8回世界お茶まつりの開催に合わせて顕彰) |
3 「静岡の茶草場農法」知事顕彰評価委員会
区分 | 氏 名 | 所属等 |
委員長 | 武内 和彦 | 世界農業遺産専門家会議委員長(農林水産省設置) |
委員 | 永田 明 | 東アジア農業遺産学会日本事務局アドバイザー |
稲垣 栄洋 | 国立大学法人静岡大学農学部教授 | |
生玉 修一 | 関東農政局農村振興部農村環境課長 | |
伊藤 智尚 | 公益社団法人静岡県茶業会議所専務理事 |
4 顕彰状の授与
令和3年5月に開催する世界農業遺産「静岡の茶草場農法」推進協議会総会にて、顕彰状を授与する予定。

提供日:2021年3月29日
担 当:経済産業部 農業局お茶振興課
連絡先:世界緑茶班 TEL 054-202-1488
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