( 資料提供 )
JR東海社長からのトップ会談申入れに対する知事コメント
JR東海社長からのトップ会談申入れに対する知事コメントは以下のとおりです。
【コメント】
新型コロナウィルスの感染拡大が懸念される中、昨日、JR東海から、「金子社長が、知事に直接お会いして話をしたい」との申入れがあった。当日、緊急事態宣言が全国に拡大され、国難と言うべき状況下、そのような申入れを行うこと自体、危機管理意識が欠如しているのではないかと疑わざるを得ない。
本県の専門部会において、引き続き対話を要する47項目についての対話も途中段階である。科学的根拠に基づいた対話が終わっていない段階であるため、まずは、47項目に対する誠実な回答をいただけることを強く求める。
また昨日、金子社長の会見に先立ち、国土交通省水嶋鉄道局長が、会見の中で、「早期に直接知事にも話していただき、リニア事業の置かれている状況について、知事の理解を得ようと努めていただきたい」と述べ、私と金子社長のトップ会談を求めたとのことである。国土交通省が設置する予定の有識者会議において、科学的根拠に基づいた議論が行われる前に、トップ同士で決着を期待するようなこの発言は、有識者会議の設置趣旨に反するもので、自己矛盾をしているのではないか。
このようなことから、直ぐに社長とお会いする状況にはないと考える。新型コロナウィルスの感染が拡大する社会情勢を踏まえ、関係する皆様の冷静な行動を期待している。
【知事コメント】
提供日 |
2020年4月17日 |
担 当 |
くらし・環境部 環境局環境政策課 |
連絡先 |
環境政策課参事 TEL 054-221-3504
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