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ホーム > 記者提供資料 > 県内感染者3人からの新型コロナウイルス変異株の確認について

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記者提供資料
( 令和2年度 )


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( 部局長等記者発表 )

県内感染者3人からの新型コロナウイルス変異株の確認について



1 概要

     本日、厚生労働省から、静岡県内で確認された渡航歴のない新型コロナウイルス感染者3人から、英国由来の変異株が検出されたとの連絡があった。
2 経緯
    ・ 最初の感染者1の濃厚接触者が他の都道府県の保健所検査でPCR陽性の可能性があり(感染者A)、サンプル調査で変異株検出用PCR検査を実施したところ、変異株の疑いありとなったが、ウイルス量が少なく確定検査(ゲノム解析)が出来なかった。
    ・ このため、1月13日に厚生労働省からの依頼で、感染者1とその県内の濃厚接触者でPCR陽性の感染者2の検体を国立感染症研究所に送付した。
    ・ 1月15日17時、この2人の変異株検出用PCR検査陽性が判明した。
    ・ 確定検査を実施し、18日18時に2人とも英国由来の変異株であることが確定した。
    ・ なお、県内の他の陽性者の検体も上記2人と同時に国立感染症研究所に送付したところ、そのうち1人(感染者3)も変異株検出用PCR検査で陽性が確認され、本日英国由来の変異株が確定した。
    ・ 感染者1,2と感染者3の間には、接触等の関連性は確認されていない。
    ・ 県内の変異株による感染者1,2,3については、海外渡航歴はなく、不特定多数との接触はない。濃厚接触者はすべてPCR検査を実施し、感染者3の濃厚接触者1人のみ陽性であったため、現在変異株の検査を実施中である。
    ・ 1月16日、本県の要請に基づき厚生労働省のクラスター対策班が来静し、現在、推定感染源を調査中である。
     
3 対応
    ・ これまでの情報を基に本日現時点で言えることは、静岡県内で発生した3人の感染者については、濃厚接触者が特定されており、不特定多数の接触は確認されていないこと、変異株であっても、基本的感染防止対策は、これまでと変わらないことから、本日、直ちに広く検査を行うことや、本日、直ちに特別な行動制限を発する必要はないと考えている。
    ・ しかし、新たな事象であることから、県の今後の対応について、国とも協議した上、一両日中に発表する予定である。
    ・ 感染対策としては、従来と同様に三密回避、マスク着用、手洗い、換気等が推奨されており、これら感染対策の一層の徹底を県民の皆様にはお願いする。
    ・ 今後、県内のPCR陽性者のウイルスが変異株かどうか、国と連携して検査を進めていく。

《参考》 変異株(501Y型)について(国立感染症研究所の資料より)
区  分
英国由来のVOC-202012/01
感染性
増加(再生産数0.4以上上昇、伝播性も最大70%増加)
重症化
より重篤な症状を引き起こす可能性は不明(調査中)
ワクチンへの影響
不明(ワクチン効果減少の証拠なし)
日本国内の感染者
これまでは、海外渡航歴のある者またはその濃厚接触者のみ
感染対策
従来と同様に三密回避、マスク着用、手洗い等が推奨される


発表日 2021年1月18日
担 当 健康福祉部 医療局疾病対策課
連絡先  TEL 054-221-2986・3575

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