令和2年度 記者提供資料
( 資料提供 )
令和3年地価公示結果の概要
国土交通省土地鑑定委員会が、地価公示法第2条の規定に基づき、令和3年1月1日を基準日とした地価を公示するので、静岡県内の672地点の標準地についての結果を公表します。
1 地価の動向
県内の地価は全用途(住宅地、商業地、工業地)で下落し、住宅地は下落幅が拡大、商業地及び工業地は上昇から下落に転じた。全体的に新型コロナウイルス感染症の影響により需要が低迷し、特に飲食店等が連たんする商業地では収益性の低下により地価の下落が顕著となった。一方で、住環境の良好な住宅地や伊豆半島東部における一部の別荘地の需要増加が見られ、アクセスの良い物流施設用地の工業地の需要は底堅い。
2 結果の概要(静岡県内)
(1)平均価格、平均変動率、調査地点数 ※調査地点数欄の()内は継続地点数 (単位:円/m2、%)
用途区分 | 平均価格※1 | 平均変動率※2 | 調査地点数(継続) | 地方圏変動率※3 | 全国変動率 | |||
令和3年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和2年 | |||
住宅地 | 72,000 | 72,900 | ▲1.5 | ▲0.7 | 467(465) | 468(466) | ▲0.6 | ▲0.4 |
商業地 | 146,800 | 150,700 | ▲1.8 | 0.1 | 163(160) | 162(161) | ▲0.9 | ▲0.8 |
工業地 | 49,400 | 49,800 | ▲0.7 | 0.1 | 42(42) | 42(42) | 0.2 | 0.8 |
○住宅地平均変動率は昨年に引き続き下落し、13年連続の下落となった。商業地及び工業地は昨年の上昇から下落に転じた。
○昭和62年を100とした指数は、住宅地が81.7、商業地が47.7である。
(2)平均変動率の市町順位 ※市町名右の()内は継続地点数
順位 | 上位(全用途) | 順位 | 下位(全用途) | ||
市町名 | 平均変動率(%) | 市町名 | 平均変動率(%) | ||
1 | 長泉町(7) | 0.4 | 1 | 牧之原市(6) | ▲3.3 |
2 | 熱海市(5) | 0.0 | 2 | 吉田町(3) | ▲3.1 |
3 | 三島市(21) | ▲0.5 | 3 | 東伊豆町(3) | ▲3.0 |
4 | 清水町(5) | ▲0.6 | 4 | 伊豆市(6) | ▲3.0 |
5 | 小山町(6) | ▲0.8 | 5 | 島田市(11) | ▲2.9 |
○上昇地点:住宅地5地点(前年:101)、商業地5地点(前年:61)、工業地1地点(前年:13)
横ばい地点(変動率0%):住宅地31地点(前年:86)、商業地5地点(前年:30)、工業地4地点(前年:19)
下落地点:住宅地429地点(前年:279)、商業地150地点(前年:70)、工業地37地点(前年:10)
○変動率上位は、首都圏に近く新幹線駅のある熱海市及び三島市、JR三島駅に近い長泉町及び清水町となっている。
○変動率下位は、標準地が沿岸部に位置する市町が多くを占めている。
(3)市町別最高価格地点の順位
順位 | 住宅地 | 順位 | 商業地 | ||||
市町名(標準地番号) | 価格 | 変動率 | 市町名(標準地番号) | 価格 | 変動率 | ||
(円/m2) | (%) | (円/m2) | (%) | ||||
1 | 静岡市(静岡駿河-28) | 336,000 | ▲1.5 | 1 | 静岡市(静岡葵5−1) | 1,450,000 | ▲4.0 |
2 | 浜松市(浜松中-24) | 295,000 | 0.0 | 2 | 浜松市(浜松中5−1) | 605,000 | ▲7.6 |
3 | 三島市(三島−5) | 160,000 | 0.0 | 3 | 三島市(三島5−1) | 316,000 | 0.6 |
4 | 長泉町(長泉−5) | 138,000 | 0.7 | 4 | 沼津市(沼津5−1) | 290,000 | ▲2.4 |
5 | 沼津市(沼津−2) | 136,000 | ▲0.7 | 5 | 熱海市(熱海5−1) | 155,000 | 0.6 |
藤枝市(藤枝5−4) | 155,000 | ▲1.3 |
提供日:2021年3月16日
担 当:交通基盤部 都市局土地対策課
連絡先:土地対策班 TEL 054-221-3371
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