( 資料提供 )
【開催期間変更】静岡県指定文化財「原分古墳出土遺物一括」特別公開
静岡県の新規指定文化財を期間限定で特別公開します!
駿東郡長泉町の原分古墳(はらぶんこふん)の出土遺物が令和2年3月27日に県指定文化財となりました。これを記念し、5月7日から期間限定で、静岡市清水区蒲原の静岡県埋蔵文化財センターにおいて、特別公開を行います。
新型コロナウイルスの感染予防の観点から、5月6日(水)まで、静岡県埋蔵文化財センターでは施設内の一般公開を中止します。
このため、以下のとおり公開期間を変更しました。(4月17日14時変更)
1 公開期間 令和2年4月18日(土)〜令和2年5月22日(金) → 令和2年5月7日(木)〜令和2年5月22日(金) (4月17日14時変更)
なお、4月18日を除く土日、祝日法で定められる祝日、振替休日、祝日間
に挟まれた休日は休館日です。
2 公開時間 午前9時30分から午後4時30分まで
3 公開場所 静岡市清水区蒲原5300−5
静岡県埋蔵文化財センター2階展示室2(入館無料)
4 概 要
原分古墳は駿東郡長泉町下土狩に所在した直径17m、高さ1.9mの円墳です。
原分古墳からは、金銅装馬具(こんどうそうばぐ)2組、圭頭大刀(けいとうたち)1点や銀象嵌装大刀(ぎんぞうがんそうたち)1点を含む大刀4点、鉄鏃(てつぞく)43点以上、鉾(ほこ)1点、飾弓(かざりゆみ)4張、冠の一部分である可能性がある金銅製飾金具(こんどうせいかざりかなぐ)9点、玉類14点のほか、須恵器37点、土師器4点など極めて豊富な遺物が出土しました。
原分古墳の出土遺物は、古墳時代終末期(7世紀)の駿河東部を代表する有力者層の存在を示すものであり、静岡県の古代史を語る上で欠かせない重要な資料であることが評価され、出土遺物一括で県指定文化財となりました。
今回は、300点以上の指定物件のうち一部を期間限定で展示します。
<写真:原分古墳出土遺物一括>
提供日 |
2020年4月9日 |
担 当 |
スポーツ・文化観光部 静岡県埋蔵文化財センター調査課 |
連絡先 |
普及班 蔵本俊明 TEL 054-385-5500
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