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ホーム > 記者提供資料 > 沼津市内に計画されている2件の「風力発電所」に係る計画段階環境配慮書に対する知事意見

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記者提供資料
( 令和2年度 )


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( 資料提供 )

沼津市内に計画されている2件の「風力発電所」に係る計画段階環境配慮書に対する知事意見



沼津市内に設置が計画されている2件の「風力発電所」のに係る
計画段階環境配慮書に対する知事意見を述べました。

    沼津市内で計画されている2件の風力発電所の建設事業に係る「計画段階環境配慮書」について、県環境影響評価審査会からの答申を踏まえ、7月17日に事業者に対し知事意見を述べるとともに、経済産業大臣に送付しました。

1 事業概要
区 分
内       容
事業名
(仮称)沼津真城山風力発電事業沼津風力発電所(仮称)
事業者
ジャパン・リニューアブル・エナジー(株)
(東京都港区六本木)
リニューアブル・ジャパン(株)
(東京都港区虎ノ門)
事業内容
陸上風力発電所の設置
最大発電出力4.2kW
陸上風力発電所の設置
最大発電出力4.2kW
事業実施予定地
真城山を含む伊豆半島北西端の尾根部(沼津市西浦〜井田)
(両事業の事業実施想定区域(以下「想定区域」という。)の大部分は重複)
施設概要
3,0004,200kW/基、最大11
140160m(地上〜ブレード先端)
4,200kW/基、最大10
168.5m(地上〜ブレード先端)

2 知事意見の概要(両事業の想定区域は重複し、事業規模も同程度のため内容は同一)
項 目
主な内容
はじめに
・事業実施想定区域の真城山(さなぎやま)周辺の山を繋ぐ稜線からの駿河湾越しの富士山の絶景や、対岸の沼津御用邸記念公園や千本浜等からの真城山を含む伊豆半島の優れた景観が改変されることについて、強い懸念を覚えることから、本事業の検討等に当たっては、後述する意見を十分踏まえること。
水の濁り
・造成工事等による濁水の発生や流出は、水道水源の水質や一連の生態系(河川や渓流及びその周辺の湿潤環境、そこから下流の沿岸海域に繋がるもの)に影響を及ぼすおそれがあるため、水の濁りについて調査、予測及び評価を行うこと。
地  形
地  質
地  盤
・想定区域は、火山性の脆弱な地質や急峻な地形が見られ、造成工事により、斜面の不安定化や土砂の流出が懸念されるため、土地の安定性に及ぼす影響について調査、予測及び評価を行うこと。
景  観
・真城山から金冠山(きんかんざん)の眺望景観は絶景と評された景勝地であり、風力発電設備の設置等による景観資源の改変は、この景観の保全を阻害するものである。
・沼津市長、伊豆市長及び専門家からも、この重要な景観資源の改変への強い懸念が示されていることから、事業の実施に当たっては、景観資源への影響を最大限回避するための保全措置を検討すること。
人と自然との触れ合いの活動の場・想定区域を流域の一部とする河川や渓流の下流には、海水浴場やダイビングスポットがあり、造成工事等による濁水の流出が、水質や視認性に影響を及ぼすおそれがあるため、その影響について調査、予測及び評価を行うこと。
・伊豆半島ジオパークのジオサイトや文化財等への影響について調査、予測及び評価を行うこと。

3 今後の予定
・事業者は環境影響評価方法書を作成し、経済産業大臣及び県に送付する。 
    ・県は、方法書の送付を受けた場合、当該方法書に関する知事意見を経済産業大臣に送付することとなる。


    提供日 2020年7月20日
    担 当 くらし・環境部 環境局生活環境課
    連絡先 環境影響評価班 TEL 054-221-2268

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