( 資料提供 )
農林業経営体の減少が続く中で、農業経営体の
法人化が進展
2020年農林業センサス調査結果(速報)
令和2年2月1日現在で実施した「2020年農林業センサス」のうち、農林業経営体調査について、農林水産省が集計した結果に基づき、静岡県分の結果を取りまとめた。
この結果の数値は概数値であり、後日公表する確定値と異なる場合がある。
(確定値は令和3年3月以降公表予定)
結果の概要
1 農林業経営体の状況
農林業経営体数は2万6,329経営体で、5年前(平成27年調査。以下同じ。)に
比べて21.9%減少した。
このうち、農業経営体数は2万5,942経営体、林業経営体数は818経営体で、
5年前に比べて、それぞれ21.7%、58.4%減少した。
注1:「農林業経営体」とは、農林産物の生産を行うか又は委託を受けて農林業作業を行い、
生産又は作業に係る面積・頭羽数が一定規模以上の事業を行う者をいう。
注2:農業経営と林業経営を合わせて営んでいる経営体があるため、農業経営体数と林業経
営体数の合計と農林業経営体数は一致しない。
2 組織形態別の状況(農業経営体)
農業経営体のうち、法人経営体数は636経営体で、5年前に比べて13.2%
増加した。
法人経営体の内訳をみると、会社が 528経営体、農事組合法人が44経営体で、
5年前に比べて、会社においては31.3%増加したが、農事組合法人においては
35.3%減少した。
3 経営耕地の状況(農業経営体)
農業経営体の経営耕地総面積は3万6,739㏊で、5年前に比べて12.5%
減少した。
このうち、借入耕地面積は1万4,880㏊で、5年前とほぼ同じであった。
4 農家の状況
総農家数は5万732戸で、5年前に比べて17.0%減少した。
<自給的農家>
経営耕地面積が30a未満で、かつ、調査期日前1年間における農産物販売金額が50万円未満の農家
<販売農家>
経営耕地面積が30a以上又は調査期日前1年間における農産物販売金額が50万円以上の農家 |
<参考>2020年農林業センサス調査種類及び問い合わせ先
☆詳しくは「統計センターしずおか」(https://toukei.pref.shizuoka.jp/)に後日掲載します。
提供日 |
2020年11月27日 |
担 当 |
経営管理部 ICT推進局統計調査課 |
連絡先 |
経済班 TEL 054-221-2245
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