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( 令和2年度 ) |
( 資料提供 )
特別養護老人ホーム入所希望者の状況
特別養護老人ホームの入所希望者の状況(令和2年4月1日時点)
1 要旨
令和2年4月1日時点で、特別養護老人ホームへの要介護3以上の入所希望者の実人数は5,779人であった。
一方で、施設整備による定員増(16人)と年間を通じた退所者(5,726人)により合計5,742人分(令和元年度計画の令和2年度繰越分完了後は5,842人)が入所可能と見込まれている。
2 概要
(1)入所希望者の実人数と1年以内に入所可能見込の人数
令和2年4月1日時点の入所希望(申込)者から重複申込者や死亡者等を除いた実人数(要介護3以上)は5,779人で、前回調査比52人減であった。 (単位:人)
年月日 | 要介護5 | 要介護4 | 要介護3 | 3以上計 | 要介護2 | 要介護1 | 全希望者 |
R2.4.1 | 977 | 2,026 | 2,776 | 5,779 | 173 | 152 | 6,104 |
H31.4.1 | 1,144 | 2,018 | 2,669 | 5,831 | 158 | 97 | 6,086 |
注:平成27年4月1日から特別養護老人ホームへの入所は原則として要介護3以上の方に限定されている。ただし、要介護1又は2の方であっても、一定の事情があれば特例的に入所が認められる。
1年以内の入所可能者※1 | R1年度 |
特養定員増加数 | 16 |
特養退所者数 | 5,726 |
合計(入所可能者数) | ※2 5,742 |
※1:平成31年4月1日から令和2年3月31日までの1年間の入所可能者数
※2:令和元年度計画で令和2年度への繰越分(100人)の整備完了後は5,842人
(2)入所希望者の実人数のうち在宅で6か月以内の入所を希望する方
調査時点で在宅にあり、6か月以内に入所を希望する方(要介護3以上)は2,084人で、前回調査比69人増であった。 (単位:人)
年月日 | 要介護5 | 要介護4 | 要介護3 | 3以上計 | 要介護2 | 要介護1 | 全希望者 |
R2.4.1 | 266 | 657 | 1,161 | 2,084 | 58 | 36 | 2,178 |
H31.4.1 | 281 | 664 | 1,070 | 2,015 | 51 | 29 | 2,095 |
(3)(2)のうち入所の必要性が高いと判断される方
静岡県指定介護老人福祉施設優先入所指針により、入所の必要性が高いと判断される方(要介護3以上)は798人、前回調査比6人増であった。
(単位:人)
年月日 | 要介護5 | 要介護4 | 要介護3 | 計 | 要介護2 | 要介護1 | 全希望者 |
R2.4.1 | 223 | 297 | 278 | 798 | 0 | 0 | 798 |
H31.4.1 | 236 | 292 | 264 | 792 | 0 | 1 | 793 |
注:入所の必要性が高い方とは、本人の要介護度や1人暮らしで介護者がいない等の介護者の状況、虐待等の状況を考慮している。
3 在宅で6か月以内の入所希望者数の増加要因
前回調査と比較し、入所希望者の実人数はほぼ横ばいであったが、在宅で6か月以内の入所希望者は増加している。介護者の就労・育児や高齢化を理由とする申込みが増えていることから、介護者の事情を要因とする入所ニーズが高まっていると考えられる。
4 今後の方針
・ 在宅での生活が困難な方の入所ニーズに対応するため、特別養護老人ホームをはじめとする施設整備を今後も着実に進めていく。
・ 在宅サービスの一層の充実を図り、地域包括ケアの構築を推進していく。
・ 介護人材の確保に積極的に取り組んでいく。
提供日 |
2020年11月27日 |
担 当 |
健康福祉部 福祉長寿局介護保険課 |
連絡先 |
施設整備班 TEL 054-221-2444
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