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ホーム > 記者提供資料 > 被災植物標本レスキュー支援活動へ初参加

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記者提供資料
( 令和2年度 )


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( 資料提供 )

被災植物標本レスキュー支援活動へ初参加



貴重な標本を救え! ふじのくに地球環境史ミュージアムが熊本豪雨による植物標本のレスキュー支援活動に初参加!


1 概要
 ふじのくに地球環境史ミュージアムは、熊本豪雨により被災した人吉城歴史館(熊本県人吉市)所蔵の「前原勘次郎植物標本」のレスキュー(修復)支援活動を実施することになりました。当館が被災標本の修復支援活動を行うのは、平成28年3月の開館以来初めての取組となります。

2 内容
 令和2年7月豪雨に伴う球磨川の氾濫により、人吉城歴史館(熊本県人吉市)が浸水被害を受け、所蔵する「前原勘次郎植物標本」約3万点が水損しました。早急に乾燥・クリーニングを行わなければ腐敗やカビの発生で標本の価値が損なわれるおそれがあります。
 人吉市から標本の搬出の依頼を受けた熊本県及び熊本県博物館ネットワークセンターは、「植物系学芸員メーリングリスト」などを通じ全国の自然史博物館等に標本修復の協力を要請しました。
 要請を受けたふじのくに地球環境史ミュージアムは、貴重な自然史資料保存という博物館の使命を果たすため、標本修復の支援活動に参加することにしました。
 新型コロナウイルス感染症の影響で現地での支援活動が困難なため、熊本から被災標本を送付してもらい、全国の博物館等が連携協力し水損した標本の修復に取り組んでいます。

〔ダンボール箱で送られてきた被災標本〕
〔標本を包んでいる泥水に濡れた新聞紙〕
〔新聞紙に包まれていた水損した植物標本〕

3 報道機関向け説明会の御案内
 修復支援活動の概要説明と実際の修復作業の一部を公開します。
日  時 :8月6日(木)14:30〜16:00
受付場所 : 当日は報道腕章をお持ちの上、ふじのくに地球環境史ミュージアムにお立ち寄りください。
※新型コロナウイルス感染症予防のため、手指消毒やマスクの着用、「咳エチケット」、ソーシャルディスタンスの確保等への御協力をお願いします。
参加申込 :8月5日(水)17:00までに電話又はメールでお申込ください。
(電話番号) 054−260−7843
(メールアドレス) museum-kikaku@pref.shizuoka.lg.jp
(参考)
1 人吉城歴史館所蔵「前原勘次郎植物標本」
 前原勘次郎氏(1890年〜1975年)は、南九州の植物研究史上重要な文献である「南肥植物誌」の著者。同氏のコレクションは、この文献の貴重な証拠標本であり、新種記載に用いられた可能性のある標本など、植物学的にも重要な標本が多数含まれています。

2 今回のレスキュー支援活動に参加予定の36博物館等(7月26日現在)
 北海道大学総合博物館,釧路市立博物館,岩手県立博物館,福島大学共生システム理工学類・史料研究所,ミュージアムパーク茨城県自然博物館,群馬県立自然史博物館,千葉県立中央博物館,千葉県立中央博物館分館海の博物館,東京大学総合研究博物館,東京大学大学院理学系研究科附属植物園,国立科学博物館,東京都立大学牧野標本館,神奈川県立生命の星地球博物館,川崎市環境総合研究所,相模原市立博物館,石川県立自然史博物館,ふじのくに地球環境史ミュージアム,岐阜県博物館,三重県総合博物館,滋賀県立琵琶湖博物館,京都大学総合博物館,大阪市立自然史博物館,あくあぴあ芥川(高槻市立自然博物館),兵庫県立人と自然の博物館,和歌山県立自然博物館,島根県立三瓶自然館,倉敷市立自然史博物館,岡山理科大学,徳島県立博物館,高知県立牧野植物園,九州大学総合研究博物館,北九州市立いのちのたび博物館,熊本大学大学院先端科学研究部,熊本市立熊本博物館,御船町恐竜博物館,鹿児島大学総合研究博物館  


提供日 2020年8月4日
担 当 スポーツ・文化観光部 ふじのくに地球環境史ミュージアム学芸課
連絡先 早川 TEL 054-260-7843

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