令和2年度 記者提供資料
( 知事記者会見 )
「VIRTUAL SHIZUOKA」富士山南東部・伊豆東部エリアのデータ公開
「VIRTUAL SHIZUOKA」
富士山南東部・伊豆東部エリアのデータ公開
静岡県では、3次元点群データを災害復旧や観光等の様々な分野へ活用する取組を推進しています。
この度、その一環として、「スマートガーデンカントリー“ふじのくに”モデル事業」にて、各種計測手法により取得、統合した高精度3次元点群データ(※1)を誰でも自由に利用できるオープンデータとして公開しました。
1 公開するデータ
(1)概要
航空レーザ計測や、航空レーザ測深、移動計測車両により取得した地表面及び
樹木・建物等の地物、海岸線の水中部の緯度・経度・標高の座標情報データ
(2)提供範囲
富士山南東部・伊豆東部地域 1,050km2
2 公開日
令和2年4月30日
3 公開データの入手方法
G空間情報センター(※2)のウェブサイトからダウンロードできます。
https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/shizuoka-2019-pointcloud
4 県での活用例
津波浸水想定の見える化・ジオサイトのVR・河川浸水区域の設定検討
今後、さらに多分野で活用を拡大していきます。
5 参考
静岡どぼくらぶ YouTube Channelでイメージ動画を公開しています。
https://youtu.be/dbRRwQje9Fo
※1 高精度3次元点群データ
無料で入手できる標準的なデータは、緯度・経度5m間隔の方眼(メッシュ)に1点の標高データで、それに対して400倍の高密度データになります。
※2 G空間情報センター
地理空間情報活用推進基本計画(平成24年3月閣議決定)に基づき、国・地方公共団体・民間事業者等の様々な主体により整備・提供される多様な地理空間情報を集約し、利用者がワンストップで検索・ダウンロードし利用できる産学官の地理空間情報を扱うプラットフォームとして平成28年11月に運用が開始されました。一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)が運営しています。
■データ取得の概要
計測方法 | 航空レーザ計測(LP) | 航空レーザ測深(ALB) | 移動計測車両(MMS) |
計測期間 | 2019/11/29〜2020/1/9 | 2019/12/20〜2020/1/22 | 2019/10/23〜2019/12/4 |
計測範囲 | 富士山南東部・伊豆東部 A=1,050km2 | 海岸線・主要河川 A=32km2 | 主要道路 L=420km |
計測内容 | 地表面及び樹木・建物等の地物 | 海岸及び水中部の地形 | 道路及び周辺部の地表面・地物 |
計測密度 | 16点/m2以上 | 1点/m2以上 | 400点/m2以上 |
データ容量 | 3.6TB | 129GB | 3.3TB |
■イメージ動画 | ■計測範囲 |
VIRTUAL SHIZUOKA 〜3次元点群データでめぐる伊豆半島〜 |
会見日:2020年4月30日
担 当:交通基盤部 建設支援局建設技術企画課
連絡先:建設イノベーション推進班 TEL 054-221-2128
このページに関するお問い合わせ
静岡県知事戦略局広聴広報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2265
ファクス番号:054-254-4032
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