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ホーム > 記者提供資料 > 清水港におけるアカカミアリの現地調査及び緊急的防除

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記者提供資料
( 平成31年度 )


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( 資料提供 )

清水港におけるアカカミアリの現地調査及び緊急的防除



−危機管理情報−


 9月20日(金)に清水港袖師第一コンテナヤード内で特定外来生物アカカミアリの巣穴が確認されたことを受け、翌21日(土)に現地調査及び緊急的防除を実施し、当日確認された個体については、全て駆除した。
 今後数ヶ月間、清水港管理局は、ふじのくに地球環境史ミュージアムの岸本教授の指導のもと、ベイト剤(毒餌)の設置と監視・パトロールを行う。

1 調査日程等
 (1)日時 
  令和元年9月21日(土) 9時から10時30分まで
 (2)参加者
  ・ふじのくに地球環境史ミュージアム 岸本教授(指導者)
  ・県 4名(清水港管理局・港湾企画課・自然保護課)
  ・一般財団法人自然環境研究センター 2名(環境省の調査受託者)

2 内容

現地調査岸本教授と自然環境研究センターが巣穴の位置を確認
・コンテナヤード内の継ぎ目や亀裂の部分約100平方メートル程度の範囲
でアカカミアリの巣穴を確認
・個体数は1,000個体以上
緊急的防除岸本教授の指導のもと、清水港管理局が実施した防除作業
・巣穴のあった継ぎ目、亀裂の部分約100平方メートルに液体薬剤を散布
・巣穴の周辺約2,000平方メートルに粉末薬剤を散布
・上記の防除により、確認個体は全て駆除
・巣穴の発見箇所及びその周辺にベイト剤450個を設置
    3 今後の対応
      ・清水港管理局は今後数ヶ月間、岸本教授の指導のもとベイト剤の設置と、監視・パト
       ロールを継続して行い、生息が確認された場合は駆除を行う。
      ・数ヵ月後に生息が確認されなければ、岸本教授の判断により防除完了となる。
      ・環境省は、引き続き清水港及びその周辺においてヒアリに係る生息調査を行う。(次回
       は10月頃を予定)

    (参考)
     アカカミアリは、ヒアリと同属の中米〜南米原産の毒針を持つ種であり、毒性はヒアリよりも弱いとされているが、定着した際に人体・生命や生態系へ影響が懸念されている。東南アジアに広く侵入定着しており、これまでにも各地でコンテナヤードやコンテナ内から発見されている。日本本土で巣穴の確認は初めての事例となるが、現在のところ発見箇所以外への拡散のおそれはないと思われる。


    提供日 2019年9月24日
    担 当 くらし・環境部 環境局自然保護課
    連絡先 鳥獣捕獲管理班 TEL 054-221-3332

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