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( 平成31年度 ) |
( 資料提供 )
「一般国道414号伊豆縦貫自動車道(伊豆市〜河津町)環境影響評価方法書」に関する知事意見
「一般国道414号伊豆縦貫自動車道(伊豆市〜河津町)環境影響評価方法書」に関する知事意見を述べました。 |
平成30年10月31日付けで国道交通省中部地方整備局から送付のあった「一般国道414号伊豆縦貫自動車道(伊豆市〜河津町)環境影響評価方法書」について、静岡県環境影響評価審査会からの答申を踏まえ、4月22日に事業者に対して知事意見を述べました。
1 事業概要
区 分 | 内 容 |
事 業 者 | 国土交通省中部地方整備局 |
道路の区間 | 起点:伊豆市内 終点:賀茂郡河津町内 |
事業の規模 | 道路延長:約20km、車線数:2車線(自動車専用道路)、設計速度:80km/h |
着工・供用 | 時期未定 |
2 知事意見の概要
(1) 全般的事項
方法書で示されている対象事業実施区域は1km幅であり、調査方法についても地点や回数等の具体的な記載がなく、現状では選定した環境影響評価項目の妥当性を判断できる状況にない。
このため、事業計画の決定に合わせ、方法書の内容をより具体化した上で、環境影響評価を実施すること。
(2) 個別事項(抄)
項 目 | 主な意見 |
大気質 | 夏季や河津桜まつりなど、自動車による多くの観光客が来訪する特性があることから、短期高濃度予測の実施に当たっては、四季の調査に加え、交通量が増加する時期における調査を追加すること。 |
地下水
・河川 | 調査地点、調査頻度及び予測地点については、温泉施設、水道水源等の利水施設やわさび田の分布を詳細に調査した上で、地下水及び河川の流量への影響を把握できる地点を設定すること。 |
景 観 | 工事の実施及び施設の存在が、主要な眺望点からの景観やスカイラインなどに影響を及ぼすことが懸念されることから、主要な眺望点からの景観について、フォトモンタージュにより、予測及び評価を実施すること。
また、景観に最大限配慮した環境保全措置を検討すること。 |
3 今後の予定
・事業者は、今回の知事意見を踏まえ環境影響評価を実施し、その結果を「環境影響評価準備書」として取りまとめ、知事に送付するとともに、公告・縦覧する。縦覧を経て提出された意見の概要等を知事に送付する。
・知事は、意見の概要等の送付を受けた日から120日以内に、準備書に対する静岡県環境影響評価審査会の答申を踏まえ、知事意見を述べる。
提供日 |
2019年4月23日 |
担 当 |
くらし・環境部 環境局生活環境課 |
連絡先 |
環境影響評価班 TEL 054-221-2268
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