（ 資料提供 ）
平成30年度プロジェクト「TOUKAI-0」の実績
平成30年度プロジェクト「TOUKAI-0」の実績
１ 要 旨
平成32年度末までに住宅・建築物の耐震化率95％を目標に、市町とともに地震対策を推進している。
平成30年度のプロジェクト「TOUKAI-0」の実績がまとまったので報告する。
なお、最新の住宅の耐震化率については、総務省が実施したH30住宅・土地統計調査の結果より算定する。（2020年８月頃）
２ 過去５ヵ年のプロジェクト「ＴＯＵＫＡＩ−０」の実績 （戸）
事業名 | H26 | H27 | H28 | H29 | H30 |
木造住宅 | 耐震補強助成事業 | 1,005 | 980 | 1,101 | 1,426 | 1,012 | ( 0.71) |
建替助成事業 | 0 | 0 | 1 | 38 | 121 | ( 3.18) |
ブロック塀等 | 撤去事業 | 424 | 395 | 414 | 335 | 1,895 | ( 5.66) |
改善事業 | 28 | 29 | 28 | 13 | 179 | (13.77) |
※（ ）内の数字は対前年度比
３ 平成30年度の分析
(1)木造住宅耐震補強助成は、30万円の割増制度の継続等を行い、戸別訪問等により周知啓発を図ったが、前年度の実績を下回った。
(2)一方で、平成29年度より木造住宅建替助成事業において除却工事にも補助を開始したところ、周知啓発が進み、助成件数が大幅（約３倍）に伸びた。
(3)平成30年６月に発生した大阪北部地震におけるブロック塀倒壊による死亡事故をきっかけに、ブロック塀等撤去事業等の助成件数が大幅（約６倍）に伸びた。
４ 平成31年度の促進方策
(1)シニアクラブ等への訪問による、高齢者への住宅の耐震補強に対する補助制度の周知啓発
(2)耐震診断から先に進めない世帯への戸別訪問を重点的に実施
(3)空家対策と連携し、住み替え・建替えを促進
(4)通学路等に面するブロック塀の撤去や、生垣、フェンスなどの設置に対する新たな補助制度（安全で美しい「いえなみ」への誘導）の創設（補助率２／３）
| 提供日 |
2019年4月25日 |
| 担 当 |
くらし・環境部 建築住宅局建築安全推進課 |
| 連絡先 |
建物耐震班 TEL 054-221-3076
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