( 資料提供 )
「静岡県農業ロボット研究会」で階級判別機作成セミナー(最終回)を開催
「静岡県農業ロボット研究会」で階級判別機作成セミナー
(最終回)を開催
1 要旨
「静岡県農業ロボット研究会」では、農業への最新テクノロジーの導入の可能性を探る一環として、小型コンピュータとAI(人工知能)の技術を活用し、サイズや形状等に応じて農産物の階級を自動判別するシステムを作成するセミナーを開催しており、温室メロン、いちご等の生産者や製造業者等が受講しています。
最終回となる今回は、AIに階級判別の法則を学習させるための画像データを各受講者が持参し、AIに学習させた上で、実際の農産物を使って階級の判別ができるかを確認します。
2 概要
日 時 令和元年11月26日(火)13:00〜16:00
会 場 静岡県農林技術研究所 資料館会議室(磐田市富丘678-1)
講 師 きゅうり農家/組込みエンジニア 小池 誠 氏
内 容 小型コンピュータ(ラズベリーパイ)とAIソフトウェアを
活用した農産物の階級判別機の作成
受講者 農業者、製造業者等 13名(募集は締め切りました)
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■講師紹介 小池 誠 氏
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元自動車関連企業のエンジニア、現在は両親ときゅうり農家を営む。
きゅうりの選果作業に多くの手間がかかることに課題を感じ、米グーグルの無償
提供AIソフトウェアを活用し、きゅうりの階級判別(選果)システムを自作。
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■静岡県農業ロボット研究会
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平成28年設立。農業や製造業といった業種の枠組みを超えた連携により、農業ロ
ボットの研究・開発・普及・情報交換を推進。
現在、製造業者・農業関係者・支援機関等約130社が参加。農業ロボット開発支
援コーディネータによる農業現場のニーズ把握と製造業者への情報提供、事業者の
マッチング、事業化に向けた支援も実施。
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■セミナー開催計画
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第1回 ( 8/ 9) 講演会:AI理論の解説、自作階級判別システムの紹介【終了】
第2回 (10/ 4) 実習1:機器の初期設定、AI学習用の写真の撮り方【終了】
第3回 (11/26) 実習2:受講者持参の画像データを使用したAI学習、階級
判別の試行
提供日 |
2019年11月22日 |
担 当 |
経済産業部 農林技術研究所企画調整部 |
連絡先 |
農林技術研究所企画調整部(研究会事務局) TEL 0538-36-1553
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