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( 平成31年度 ) |
( 知事記者会見 )
静岡県消防防災ヘリコプター更新機の運航開始!!
1 要旨
県では、平成9年の「静岡県消防防災航空隊」の発足とともに、消防防災ヘリコプターを導入し、山岳や海・河川等における救助活動、林野火災等における消火活動、医療機関への傷病者の搬送など、様々な場面で県民生活を守る活動を続けてまいりました。
こうした中、より一層の機能強化を図るため、最新の装備・安全装置を搭載した新機体を導入し、9月1日(日)から、更新機の運航を開始します。
2 更新機の概要(現行機との比較)
項目 | 更新機 | 現行機 |
愛称 | オレンジアロー | オレンジアロー |
製造会社 | レオナルド社(イタリア) | 川崎重工株式会社(日本) |
型式・機体番号 | AW139・JA139R | 川崎式BK117C-1・JA119R |
全長 | 16.62m | 13.00m |
全幅 | 13.80m | 11.00m |
全高 | 4.98m | 3.85m |
座席数 | 14席 | 10席 |
エンジン出力 | 3,358馬力(2基) | 1,416馬力(2基) |
最大全備重量 | 6,400kg | 3,350kg |
巡航速度 | 278km/h | 248km/h |
最大航続距離 | 730km | 555km |
3 更新機により期待される効果等
(1)災害対応力の向上
本県の地理的特徴、想定される災害を踏まえた能力の向上を図ります。機体の大型化やエンジン出力の増大により、次の効果が期待できます。
・一度に多人数の救助、被災地へ迅速に到着、重症患者の遠方への搬送等が可能
・富士山や南アルプス等の標高3,000m級の山岳地帯における救助が可能
(2)安全性の向上
山岳救助等の過酷な活動時の安全性の向上を図ります。
・障害物等警報装置、後方監視モニター、気象レーダー、フライトレコーダー等の安全装備(新たな機器)を搭載
・操縦士2人体制の導入等による運航体制の充実強化
会見日 |
2019年8月7日 |
担 当 |
危機管理部 消防保安課 |
連絡先 |
消防行政班 TEL 054-221-2074
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