( 資料提供 )
令和元年度「若手農林水産研究者表彰」受賞者の決定
農林技術研究所果樹研究センターの山家上席研究員は、ウンシュウミカン果実の腐敗軽減に関する一連の研究が高く評価され、本県で初めて若手農林水産研究者表彰を受けることになりました。
1 受賞の概要
(1)受賞者
農林技術研究所果樹研究センター
上席研究員 山家 一哲(やまが いってつ)(39歳)
(2)業績名
LED光照射によるウンシュウミカンの腐敗軽減に関する研究
(3)業績の概要
近年の気候変動によりウンシュウミカン果実の貯蔵中の腐敗が増加したことから、収穫後のミカン果実への青色LED光照射の腐敗軽減効果等を明らかにするとともに、カンキツ貯蔵庫で活用できる装置開発を行いました。
青色LEDを設置した冷風貯蔵庫では、従来貯蔵と比べ、貯蔵後の腐敗果率が半減し、4月まで貯蔵することができます。
2 若手農林水産研究者表彰制度の概要
(1)実施主体
主催:農林水産省農林水産技術会議
協賛:公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協議会
(2)目的
農林水産業及び関連産業に関する研究開発の一層の発展及び研究開発に従事する若手研究者の研究意欲の一層の向上を図るため、優れた功績を挙げた若手研究者等に対して、農林水産省農林水産技術会議会長賞を授与するもの。
(3)表彰の対象者
40歳未満であり、かつ、農林水産業及び関連産業に関する研究開発の業務に従事する個人で、その将来が大きく期待される者。
(4)受賞者数
原則として毎年度5名以内
(5)表彰式
令和元年11月20日(水)東京ビッグサイト(アグリビジネス創出フェア内)
提供日 |
2019年11月11日 |
担 当 |
経済産業部 農林技術研究所 |
連絡先 |
企画調整部 TEL 0538-36-1553
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