( 資料提供 )
「静岡県農業ロボット研究会」で階級判別機作成セミナーを開催
「静岡県農業ロボット研究会」で階級判別機作成セミナーを開催
1 要旨
県では、農作業の省力化・自動化・軽労化を通じて飛躍的な労働生産性向上に寄与することを目的に「静岡県農業ロボット研究会」を平成28年に設立して活動しています。
今回、AI技術による階級判別機を自作した生産者を講師に招いて、農業者や県内企業の参加者を対象に、階級判別機の作成実習セミナーを開催します。
2 概要
日 時 令和元年10月4日(金)13:00〜16:00
会 場 静岡県農林技術研究所 資料館会議室(磐田市富丘678-1)
講 師 きゅうり農家/組込みエンジニア 小池 誠 氏
内 容 ・ラズベリーパイの基本と使用方法
・農産物の階級判別に利用する写真データの撮影方法
定 員 10名(募集は締め切りました)
対 象 農業者、県内企業
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■講師紹介 小池 誠 氏
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元自動車関連企業のエンジニア、現在は両親ときゅうり農家を営む。
きゅうりの選果作業に多くの手間がかかることに課題を感じ、米グーグルの無償提供AI(人工知能)ソフトウェアを活用し、きゅうり選果(階級判別)システムを自作。
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■静岡県農業ロボット研究会
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農業や製造業といった業種の枠組みを超えた連携により、農業ロボットの研究・開発・普及・情報交換を推進しています。
現在では製造業者・農業関係者・支援機関等約130社が参加しています。農業ロボット開発支援コーディネータによる農業現場のニーズ把握、製造業者への情報提供、マッチング、製造業者が行う商品化・事業化に向けた開発も支援しています。
今後、予定しているセミナーでは農産物の階級判別等の実習を行います。
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■セミナー開催計画
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第1回 ( 8/9) 講演会 :AI理論の解説、自作選果システムの紹介【終了】
第2回 (10/4) 実習形式:機器の製作(初期設定)、写真の撮り方
第3回 (11月) 実習形式:受講者が持参した画像データによる階級判別(運用)
提供日 |
2019年9月30日 |
担 当 |
経済産業部 農林技術研究所企画調整部 |
連絡先 |
農林技術研究所企画調整部(研究会事務局) TEL 0538-36-1553
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