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ホーム > 記者提供資料 > イチゴにおいてアザミウマ類が多発しているため注意が必要です

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記者提供資料
( 平成31年度 )


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( 資料提供 )

イチゴにおいてアザミウマ類が多発しているため注意が必要です



 令和元年度病害虫発生予察注意報第2号の発表について    〜イチゴにおけるアザミウマ類の多発〜

(要旨)
 令和2年2月以降、イチゴにおけるアザミウマ類の発生が多く、果実への被害が予想される。このため令和元年度病害虫発生予察注意報第2号を発表し、生産者に対して注意喚起を行う。

(概要)
 病害虫名:アザミウマ類(ヒラズハナアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ)
 対象作物:イチゴ

1 注意報の内容
(1)発生が予想される地域:県内全域
(2)発生が予想される時期:3月〜5月
(3)発生程度:多い
(4)防除時期:3月〜5月

2 注意報発表の根拠
(1)令和2年2月中旬に行った調査で、イチゴにおけるアザミウマ類の寄生株率が平年より高く、過去20年間で最も発生が多かった。
(2)今年度は秋から冬にかけての気温が平年より高かったため、アザミウマ類の増殖が助長され、多発したと考えられる。
(3)3月12日発表の気象1か月予報では、気温が平年より高く、引き続き発生しやすい気象が継続する。このため、今後も注意が必要である。

3 防除方法
(1)アザミウマ類は花を好むため、花での発生をよく観察する。また、必要のない花は摘み取る。
(2)アザミウマ類の早期発見に努め、発生初期に薬剤散布を重点的に行う。
(3)天敵を利用している場合は、天敵に影響の少ない薬剤を選択し散布する。
(4)薬剤感受性の低下を避けるため、作用機構分類コードを参照し、異なる系統の薬剤をローテーション散布する。
(5)農薬による防除については「農薬安全使用指針・農作物病害虫防除基準」(http://www.s-boujo.jp/を参照する。
(6)施設内外の雑草や花き類は、アザミウマ類の発生源となるため、除去する。
(7)施設開口部には防虫ネットを被覆し、施設外からの成虫の侵入を防ぐ。ただし、被覆により施設内の温度・湿度が高まるため、換気に注意する。
(8)栽培終了後は施設を密閉して蒸し込み処理を行い、残存虫を死滅させる。

4 注意報の提供先
 農協等の指導機関に提供すると共に、病害虫防除所のホームページで情報を公開する。
https://www.agri-exp.pref.shizuoka.jp/boujo/boujo.html


提供日 2020年3月13日
担 当 経済産業部 農林技術研究所
連絡先 病害虫防除所 TEL 0538-36-1543

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