（ 資料提供 ）
生産・出荷ともに対前月比で低下
静岡県鉱工業指数（平成31年2月分速報）
１ 生産指数の動き
平成31年2月の鉱工業生産指数（季節調整済：平成27年=100）は101.1となり、前月比は2.8％減と４か月連続して低下した。
また、前年同月比（原指数）は0.5％増と８か月連続して前年を上回った。
業種別の前月比（季節調整済指数）では、電気機械、化学、プラスチック製品等が上昇する一方、輸送機械、汎用・生産用・業務用機械、食料品・たばこ等が低下した。
２ 出荷指数の動き
平成31年2月の鉱工業出荷指数（季節調整済：平成27年=100）は98.9となり、前月比は5.5％減と４か月連続して低下した。
また、前年同月比（原指数）は0.8％増と５か月連続して前年を上回った。
業種別の前月比（季節調整済指数）では、化学、非鉄金属、プラスチック製品等が上昇する一方、輸送機械、汎用・生産用・業務用機械、情報通信機械等が低下した。
３ 在庫指数の動き
平成31年2月の鉱工業在庫指数（季節調整済：平成27年=100）は108.1となり、前月比は0.6％減と２か月連続して低下した。
また、前年同月比（原指数）は0.2％増と７か月連続して前年を上回った。
業種別の前月比（季節調整済指数）では、汎用・生産用・業務用機械、非鉄金属、窯業・土石製品等が上昇する一方、輸送機械、電気機械、金属製品等が低下した。
＜参考＞四半期推移及び在庫循環図
在庫循環図
・ 在庫積み増し局面（景気拡大期）
需要が供給より多くなると、生産を拡大し、在庫を積み増して需要に対処する。
・ 在庫積み上がり局面（景気後退初期）
供給が需要より多くなってくると、生産の伸びが鈍化し、在庫が適正水準を超え、
在庫の積み上がりが起こる。
・ 在庫調整局面（景気後退期）
適正水準を超えた在庫を減らすため、生産を抑え、在庫調整を図る。
・ 意図せざる在庫減局面（景気拡大初期）
需要の増加に生産が追いつかず、在庫が減少する。 |
| 提供日 |
2019年4月25日 |
| 担 当 |
経営管理部 ＩＣＴ推進局統計調査課 |
| 連絡先 |
商工班 TEL 054-221-2240
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