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ホーム > 記者提供資料 > マダニに咬まれないように注意しましょう!

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記者提供資料
( 平成31年度 )


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( 部局長等記者発表 )

マダニに咬まれないように注意しましょう!



−危機管理情報−
マダニに咬まれないよう注意しましょう!
〜春から秋にかけて、マダニの活動が活発になります〜


1 要 旨
     春から秋にかけてマダニの活動が盛んになる時期です。レジャーや農作業などで野山や草むら、畑などに入るとマダニに咬まれることがあります。マダニが病原体を保有していると、咬まれた人が「日本紅斑熱」「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」などの感染症にかかる危険性があります。これらの疾患にかからないようにするために、野外でのダニ対策が重要です。

2 主な感染症
(1) 日本紅斑熱
    • 日本紅斑熱リケッチアという病原体を保有するマダニに咬まれることで感染し、人から人へ感染して広がるものではありません。
    • マダニに咬まれてから、2日から8日の潜伏期間の後、高熱、発疹が現れ、重症化した場合には、死に至ることもあります。
    • 平成30年には県内で3例発生報告(死亡事例はなし)されました。うち1例は、前年の症例でしたので発生は2例でした。
(2) 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
    • SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染し、人から人へ感染して広がるものではありません。
    • マダニに咬まれてから、6日から14日の潜伏期間の後、発熱、消化器症状などが現れ、重症化した場合には、死に至ることもあります。
    • 県内ではこれまで患者の発生は確認されておりませんが、環境衛生科学研究所が実施したマダニ調査によると県内で採取したマダニからSFTSウイルス遺伝子が検出されています。
3 注意喚起
    (1)マダニに咬まれないようにしましょう!
      • 特にマダニの活動が盛んな、春から秋にかけて注意が必要です。
      • レジャーや農作業などで、野山や草むら、畑などに入る場合は、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくしてください。
      • マダニ用に市販されている忌避剤はありますが、マダニの付着を完全に防ぐことはできませんので、他の防護手段と組み合わせて対策を取りましょう。
    (2)屋外活動後は、マダニに咬まれていないか確認しましょう!
      • マダニに咬まれた場合は、数日間、体調の変化に注意しましょう。
      • 発熱等の症状が見られたら、早めに医療機関を受診し、マダニに咬まれた可能性があることを伝えましょう。

4 日本紅斑熱の過去5年間患者数 (人)          平成31年は4/9時点
平成26年
平成27年
平成28年
平成29年
平成30年
平成31年
全国
241
215
277
337
305
7
静岡県
0
2(1)
2(1)
6(2)
3※
0
()内は死亡患者数再掲
※平成29年10月に発症したが、検体量が少なく平成30年に入って診断された事例1件を含む。


発表日 2019年4月18日
担 当 健康福祉部 医療健康局疾病対策課
連絡先 疾病対策課感染症対策班、環境衛生科学研究所微生物部 TEL 054-221-2986(感染症対策班)、054-245-2156(環境衛生科学研究所)

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