（ 資料提供 ）
生産・出荷ともに対前月比で低下
静岡県鉱工業指数（令和元年12月分速報）
１ 生産指数の動き
令和元年12月の鉱工業生産指数（季節調整済：平成27年=100）は98.9となり、前月比は3.3％減と2か月ぶりに低下した。
また、前年同月比（原指数）は5.9％減と7か月連続して前年を下回った。
業種別の前月比（季節調整済指数）では、繊維、印刷、電子部品・デバイス等が上昇する一方、輸送機械、汎用・生産用・業務用機械、電気機械等が低下した。
２ 出荷指数の動き
令和元年12月の鉱工業出荷指数（季節調整済：平成27年=100）は97.4となり、前月比は4.1％減と2か月ぶりに低下した。
また、前年同月比（原指数）は6.2％減と8か月連続して前年を下回った。
業種別の前月比（季節調整済指数）では、電気機械、非鉄金属、印刷等が上昇する一方、輸送機械、食料品・たばこ、汎用・生産用・業務用機械等が低下した。
３ 在庫指数の動き
令和元年12月の鉱工業在庫指数（季節調整済：平成27年=100）は113.8となり、前月比は4.4％増と3か月連続して上昇した。
また、前年同月比（原指数）は0.4％減と4か月連続して前年を下回った。
業種別の前月比（季節調整済指数）では、化学、食料品・たばこ、輸送機械等が上昇する一方、窯業・土石製品、非鉄金属、汎用・生産用・業務用機械等が低下した。
＜参考＞四半期推移及び在庫循環図
在庫循環図
・ 在庫積み増し局面（景気拡大期）
需要が供給より多くなると、生産を拡大し、在庫を積み増して需要に対処する。
・ 在庫積み上がり局面（景気後退初期）
供給が需要より多くなってくると、生産の伸びが鈍化し、在庫が適正水準を超え、
在庫の積み上がりが起こる。
・ 在庫調整局面（景気後退期）
適正水準を超えた在庫を減らすため、生産を抑え、在庫調整を図る。
・ 意図せざる在庫減局面（景気拡大初期）
需要の増加に生産が追いつかず、在庫が減少する。 |
| 提供日 |
2020年2月27日 |
| 担 当 |
経営管理部 ＩＣＴ推進局統計調査課 |
| 連絡先 |
商工班 TEL 054-221-2240
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