( 資料提供 )
芳賀徹県立美術館名誉館長の御逝去に対する知事コメント
芳賀徹先生の御逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
芳賀先生におかれましては、東京大学教授、国際日本文化研究センター教授、京都造形芸術大学学長等を歴任された後、平成22年4月から平成29年3月までの間、静岡県立美術館館長として、富士山の世界文化遺産登録を記念して開催した「富士山 信仰と芸術 世界遺産登録記念展」や、先生の学術研究の集大成とも言える「徳川の平和」展など、深い学識に裏打ちされた数々の展覧会を企画され、退任後も、名誉館長として大所高所から美術館の運営を支えていただきました。
この他、富士山世界遺産センター(仮称)基本構想策定委員会委員長、日本平山頂シンボル施設基本構想策定委員会委員長など、本県の文化芸術振興の多くの場面で多大なる貢献をいただくとともに、徳川みらい学会の会長として、徳川時代の知恵や歴史的意義を様々な機会で発信なさってこられました。
こうした永年の活動により、平成30年には日本芸術院賞並びに恩賜賞を受賞され、今後も、益々の御活躍を期待していたところ突然の御逝去の報は、本県にとっても、掛け替えのない方を失うことになり誠に残念であります。
芳賀先生のこれまでの御活躍に深く感謝いたしますとともに、御冥福を心からお祈りいたします。
【知事コメント】
提供日 |
2020年2月21日 |
担 当 |
文化・観光部 文化局文化政策課 |
連絡先 |
TEL 054-221-2857
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