( 資料提供 )
ノロウイルス食中毒防止対策重点期間が始まります
― ノロウイルス食中毒防止対策重点期間が始まります―
ノロウイルスの食中毒は冬期に多発する傾向にあり、本県でも昨年度発生した11件のノロウイルスを原因とする食中毒のうち8件が11月から3月のものでした。
本県では、11月1日から1月31日までを「ノロウイルス食中毒防止対策重点期間」とし、重点対象施設として観光地等の宿泊施設等の監視をおこなうなどノロウイルス食中毒発生防止に努めております。
県民の皆様にも、食中毒予防のために注意していただきたいポイントをまとめましたので、お知らせします。手洗いや、消毒の詳しい方法は県のホームページ(ノロウイルスによる食中毒に注意しましょう)で紹介しています。(「静岡県 ノロウイルス食中毒」で検索してください。)
○ノロウイルスから身を守るために
1 食事の前、調理の前、帰宅時、トイレの後には、石けんでしっかり手を洗いましょう。
冬場はノロウイルスが身の回りに存在します。
ノロウイルスは非常に小さく、ごく微量(10個から100個)でも感染します。
ノロウイルス食中毒の大半は、調理する人の手にウイルスがついていたことが原因です。
2 下痢・嘔吐の際は、1000ppmの次亜塩素酸ナトリウム(市販の塩素系漂白剤原液20ml+水1L)で消毒しましょう。
気をつけていても、家族がノロウイルスに感染してしまうことがあります。
汚物を消毒する際は、1000ppmの次亜塩素酸ナトリウムで浸すようにして拭きましょう。
消毒する人が感染しないように、使い捨て手袋、マスクで身を守りましょう。
嘔吐した後は、洗顔、歯磨き、うがいで口の中のウイルスを減らし、ヨード系のうがい薬を使いましょう。
3 食材をしっかり加熱しましょう。
ノロウイルスは85〜90℃、90秒間で死滅します。
二枚貝にはノロウイルスがいることがあるので、中までしっかり火をとおしましょう。
提供日 |
2019年10月31日 |
担 当 |
健康福祉部 生活衛生局衛生課 |
連絡先 |
食品監視班 TEL 054-221-3708
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