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( 平成31年度 ) |
( 資料提供 )
平成30年度 消費生活相談
依然として多い架空請求と増加中の情報商材トラブル
〜平成30年度 消費生活相談〜 |
県と市町の消費生活相談窓口では、消費生活相談員が県民の消費者トラブルにかかる相談に対応し、助言や情報提供を行うとともに、相談者と事業者の間に入って公平な立場から解決を図っています。
1 平成30年度消費生活相談の状況
○平成30年度に県内の消費生活相談窓口に寄せられた消費生活相談の件数は28,176件であり、前年度に比べて959件(3.3%)減少しました。
○65歳以上の高齢者からの相談件数は10,689件であり、前年度に比べて970件(10.0%)増加し、相談件数全体の37.9%を占めました。
2 消費生活相談の特徴
○「利用した覚えのない請求が届いたがどうしたらよいか」といった架空請求に関する相談件数は6,504件であり、前年度に比べて1,624件(20.0%)減少しましたが、依然として相談は多く、特にハガキによる架空請求の相談件数は前年度に比べて374件(7.7%)増加しました。
○主にインターネットの通信販売で、高額収入を得るためのノウハウと称して販売されるアプリなどの「情報商材」に関する相談件数は237件であり、前年度に比べて101件(74.3%)増加しました。相談件数は年々、増加傾向にあり、20代、40代、50代からの相談が多く寄せられました。
(単位:件)
| 26年度 | 27年度 | 28年度 | 29年度 | 30年度 | 前年度比
(30/29) |
消費生活相談件数 | 25,878 | 26,450 | 25,459 | 29,135 | 28,176 | 96.7% |
| 架空請求
(ハガキによる架空請求) | 1,780
(289) | 2,330
(67) | 2,250
(54) | 8,128
(4,853) | 6,504
(5,227) | 80.0%
(107.7%) |
情報商材 | 19 | 47 | 69 | 136 | 237 | 174.3% |
≪チェックポイント≫
□身に覚えの無い内容のハガキやメールは、無視して、絶対に相手方に連絡しない
□「簡単に儲かる」等の情報を鵜呑みにせず、内容がよくわからない場合はきっぱり断る
消費者トラブルで困ったときは、あきらめたり泣き寝入りしたりせず、消費者ホットライン「(局番なし)188番」へお電話ください。お近くの消費生活相談窓口に繋がります。 |
提供日 |
2019年6月26日 |
担 当 |
くらし・環境部 県民生活局県民生活課 |
連絡先 |
消費者支援班 TEL 054-221-2175
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