ここから本文です。
|
( 平成31年度 ) |
( 資料提供 )
清水港におけるアカカミアリの確認
1 要旨
清水港新興津埠頭のコンテナヤードで、9月26日(木)に環境省関東地方環境事務所が実施した65港湾調査において、特定外来生物であるアカカミアリ2匹(死亡個体)が確認された。
アカカミアリについては、国内で16都府県で確認されており、本県では11例目(本年度3度目)の確認となる。
| 確認日 | 場所 |
1例目 | 4月8日 | 磐田市の事業者敷地内 |
2例目 | 9月20日 | 清水港袖師第一埠頭 |
3例目 | 9月26日 | 清水港新興津埠頭 |
2 アカカミアリの概要
・体長3.0〜8.0mmで裸地や草地などの比較的開けた環境に生息。国内では硫黄島で定着。
・ヒアリに比べると毒は弱いと言われているが、刺されるとアルカロイド系の毒によって痛
みを覚え、水泡状に腫れる。
3 経緯
日時 | 状況 |
9月26日(木)
17:20頃 | 環境省の全国65港湾調査で設置したトラップを分析したところ、アカカミアリ2個体(死亡個体)が確認されたとの連絡あり。 |
17:30頃 | 自然保護課から港湾企画課、清水港管理局、静岡市環境創造課に情報提供した。 |
4 今後の対応
・9月27日(金)に清水港管理局は、発見箇所にベイトトラップを設置する。併せて、監視・パトロールを継続的に行い、早期発見・早期防除に努める。また、コンテナ管理、倉庫、運輸、荷主等の事業関係者にアカカミアリが確認されたことを周知する。
・10月1日(火)に清水港管理局は、ふじのくに地球環境史ミュージアムの岸本教授に依頼し、合同で現地調査を実施し、岸本教授の指導のもとベイトトラップ設置などの経過観察のための措置を行う。
・清水港管理局は、岸本教授に依頼し、継続して合同で経過観察を行う。
提供日 |
2019年9月27日 |
担 当 |
くらし・環境部 環境局自然保護課 |
連絡先 |
鳥獣捕獲管理班 TEL 054-221-3332
|
|
|