• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 記者提供資料 > 有度丘陵北麓でナウマンゾウ切歯化石を発見

ここから本文です。

記者提供資料
( 平成31年度 )


前頁へ 次頁へ 発表日別一覧へ 公表形態別一覧へ 部局別一覧へ


( 資料提供 )

有度丘陵北麓でナウマンゾウ切歯化石を発見



ふじのくに地球環境史ミュージアム/NPO法人静岡県自然史博物館ネットワーク
有度丘陵北麓でナウマンゾウ切歯化石を発見


1 要旨
  令和元年5月、ふじのくに地球環境史ミュージアムの連携組織であるNPO法人静岡県自然史博物館ネットワーク会員が有度丘陵北麓(静岡市清水区草薙)の草薙川沿いでナウマンゾウ切歯(牙)の化石を発見した。ミュージアムでは、化石標本として保管するため、化石の発掘・収容、クリーニング、接合作業を行った。今回発見されたナウマンゾウ切歯化石は、11月30日から開催する企画展「大絶滅―地球環境の変遷と生物の栄枯盛衰―」において一般公開する。

2 ナウマンゾウ切歯(牙)化石の概要
項 目
内            容
発見場所
静岡市清水区草薙(草薙川左岸法面)
※13万年前頃の地層(久能山層)
 算出部位ナウマンゾウ(学名パレオロクソドン・ナウマンニPalaeoloxodon naumanni )雌と思われる個体の右上顎(あご)部分の切歯/全長1.8m 長径12cm 重さ30kg
発見の意義
・ナウマンゾウは、約43万年前〜2万年前まで生息していたとされる絶滅大型哺乳類で、その化石は、北海道から九州まで200地点以上の産地から発見されている。
・静岡県では、浜松市佐浜、牧之原市、静岡市で発見の報告があるが、切歯がほぼ完全体として発見されたのは、静岡県としては今回が初めてとなる。
・13万年前の地層から発見された化石は、全国的に千葉県佐倉市のみで、今回の発見は、ナウマンゾウの分布域を推定したり、当時の静岡県のナウマンゾウの特徴や性差を解明できる貴重な標本となる。

3 企画展「大絶滅ー地球環境の変遷と生物の栄枯盛衰ー」の概要
項 目
内             容
会 期
令和元年11月30日(土)〜令和2年4月5日(日)
10時〜17時30分(最終入館は17時)
  会 場ふじのくに地球環境史ミュージアム 企画展示室1・2
  
  
  観覧料
一般600円(500円)、団体500円(1人につき)、小学生以上大学生以下・70歳以上300円(200円)
※( )内は前売料金(販売期間は11月29日(金)まで)※団体は20名以上※常設展も併せて観覧可能
※未就学児及び障害者等とその付添者、教育課程に基づく教育活動の見学は無料
見どころ
・一般初公開のナウマンゾウ切歯化石
・三葉虫やアンモナイトなどの100点以上の古生物の化石
・地球上の生物をほぼ一掃した古生代末の地球環境の大異変を示す地層
・ティラノサウルスなどの恐竜を死滅させた中生代末の巨大隕石衝突のインパクトを 示す岩石標本 等を、オリジナリティあふれるデザイン展示で魅せます。

4 報道機関向け内覧会の御案内
  日   時 : 11月29日(金)15:00〜16:00
  受付場所 : 当日は報道腕章をお持ちの上、ふじのくに地球環境史ミュージアム事務室にお立
          ち寄りください。
  参加申込 : 11月29日(金)正午までに電話又はメールでお申込みください。
         (電話番号) 054−260−7843
         (メールアドレス) museum-kikaku@pref.shizuoka.lg.jp

5 報道解禁
  ・11月22日(金) 14:00の記者レク終了後でお願いいたします。
  ・11月22日(金)ラテ欄への掲載もお控えください。



 


提供日 2019年11月19日
担 当 文化・観光部 ふじのくに地球環境史ミュージアム企画総務課
連絡先 企画総務課 TEL 054-260-7111

前頁へ 次頁へ 発表日別一覧へ 公表形態別一覧へ 部局別一覧へ