( 資料提供 )
漁業経営体数、漁船隻数及び漁業就業者数いずれも減少
2018年漁業センサス(速報)結果
平成30年11月1日現在で実施した「2018年漁業センサス」のうち、海面漁業調査(漁業経営体調査)について、農林水産省が公表した結果(概数値)に基づき、静岡県分の結果を取りまとめた。
漁業センサスは、我が国漁業の生産構造、就業構造並びに漁村及び水産物流通・加工業等の漁業を取りまく実態を明らかにするとともに、我が国の水産行政の推進に必要な基礎資料を整備することを目的した調査であり、5年ごとに実施する。 |
結果の概要
1 漁業経営体数は2,200経営体で、前回(平成25年調査。以下同じ。)に比べ478経営体(17.8%)減少した。
2 漁船隻数は3,079隻で、前回に比べ413隻(11.8%)減少した。
3 漁業就業者数(満15歳以上で過去1年間に漁業の海上作業に30日以上従事した者)は4,814人で、前回に比べ936人(16.3%)減少した。
図1 漁業経営体数、漁船隻数、漁業就業者数の推移
4 漁業種類別に経営体数をみると「釣」が最も多く、次いで「採貝・採藻」、「刺網」、「船びき網」の順であった。
図2 漁業種類別経営体数の構成比
5 男子漁業就業者を年齢階層別にみると、20〜39歳の就業者は1,018人で、前回に比べ
67人減少、40〜59歳の就業者は1,487人で、222人減少、65歳以上の就業者は1,614人で、
前回に比べ251人減少した。
図3 男子年齢別漁業就業者数の推移
<参考>2018年漁業センサス調査種類及び問い合わせ先
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