( 資料提供 )
長期療養者就職支援事業に係る経験交流会の開催
長期療養者就職支援事業に係る経験交流会の開催について
〜 がん患者等の就職を支援 〜 |
静岡県立静岡がんセンター(総長:山口 建)と静岡労働局(局長:谷 直樹)は、2013年度より「長期療養者就職支援事業(がん患者等に対する就職支援事業)」のモデル事業に参加し、当院のよろず相談員とハローワーク沼津の相談員(就職支援ナビゲーター)が連携してがん患者の求職者に対してきめ細やかな就職支援を行っております。
静岡労働局は、本事業への移行(2016年度)後の全国展開に伴い、県内13のがん診療連携拠点病院等とその管轄ハローワークが連携して個々のがん患者等への就職支援の他、事業推進のための講演会を開催するなど、事業関係者間での経験を積み重ねてきました。また、各県の代表者が参加する全国の広域別(静岡県は東海北陸ブロック)の経験交流会に参加して情報交換を行ってきました。
一方、静岡がんセンターは、2004年の全国実態調査(※1)で明らかになった「お勤めしている方の約3割が依願退職した」という結果から、2010年に沼津法人会とタッグを組み「がん患者就労支援システム」を開始し、また相談員の実践能力の向上を目指した「就労支援に関する相談員ワークショップ」を開催するなど、早期からがんと就労の問題に取り組んできました。
このような背景をふまえ、県内各拠点病院の担当者が参加し、より緊密に本事業を推進しようと、経験交流会の静岡県版を下記のとおり開催いたします。
※1:「がんの社会学」に関する合同研究班「がん体験者の悩みや負担等に関する実態調査報告書 がんと向き合った7,885人の声」
|