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ホーム > 記者提供資料 > 文化庁の「歴史の道百選」に、「みのぶ道」が新たに選定! さらに、東海道に宇津ノ谷峠越が追加!

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記者提供資料
( 平成31年度 )


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( 資料提供 )

文化庁の「歴史の道百選」に、「みのぶ道」が新たに選定! さらに、東海道に宇津ノ谷峠越が追加!



文化庁の「歴史の道百選」に、「みのぶ道」が新たに選定!

さらに、東海道に宇津ノ谷峠越が追加!


1 概要

 文化庁は、古くから交流の舞台となってきた街道や運河などについて、文化や歴史を理解する上で重要な意味を持つ「歴史の道」とし、その中でも極めて重要な道を「歴史の道百選」に選定しています。

 平成8年に78件が選定された後、今回、新たに36件が選定され、114件になりました。また、既に選定されている道に19か所が追加されました。静岡県内では、平成8年に4件が選定され、今回は、みのぶ道(みのぶみち)(馬坂峠(富士市)、関屋峠(静岡市))が新たに1件選定され、既に選定されていた東海道に宇津ノ谷峠越(静岡市・藤枝市)が追加されました。

2 歴史の道百選の静岡県内一覧
選定名称
市町村
選定
下田街道−天城越 静岡県河津町
平成8年選定
みのぶ道

(身延山周辺、七面山周辺、真篠城周辺、馬坂峠、関屋峠

山梨県身延町・早川町・南部町−静岡県富士市・静岡市
令和元年新規選定
東海道−箱根旧街道・湯坂道・西坂・宇津ノ谷峠越 神奈川県箱根町−静岡県函南町・三島市・静岡市・藤枝市
平成8年選定

令和元年追加選定(宇津ノ谷峠越)

東海道−小夜の中山道・金谷坂・大井川川越遺跡 静岡県掛川市・島田市
平成8年選定
本坂通 静岡県浜松市−愛知県豊橋市・豊川市
平成8年選定

3 県内の令和元年新規選定・追加選定

(1)みのぶ道(みのぶみち)

 みのぶ道は、駿河国から日蓮宗総本山身延山久遠寺を経て、甲府へ至る全長約80kmの道であり、「駿甲脇往還」(すんこうわきおうかん)や「身延街道」などの呼称もあります。駿河からは岩淵(静岡県富士市)から富士川沿いを行く道と興津(静岡市清水区)から北上する道があり、山梨県南部町万沢で合流します。戦国時代は甲斐の武田氏をはじめ軍用路として利用され、近世には「身延詣」のため、多くの人々が往来する信仰の道にもなりました。近代においても、日蓮宗等の宗派は、身延山・七面山登拝行を必須の修行としており、往時の信仰活動を今日に伝えています。

 静岡県内では、馬坂峠(富士市)と関屋峠(静岡市)が選定箇所になります。

 【連絡先】(馬坂峠)富士市市民部文化振興課 電話:0545-55-2875

      (関屋峠)静岡市観光交流文化局文化財課 電話:054-221-1066

(2)東海道−宇津ノ谷峠越(うつのやとうげごえ)

 静岡市宇津ノ谷から藤枝市坂下までの峠を越える古道です。江戸時代の東海道として多くの旅人が通行した幹線道路であり、絵図や紀行文、歌舞伎など文学・美術の題材となり、歌枕の地として全国に知られる街道の名所でした。歌物語『伊勢物語』や紀行文『東関紀行』には、蔦の生い茂る寂しい山道「蔦の細道(呼称の定着は江戸時代以降)」として記されていますが、豊臣秀吉が小田原攻めの際に拡幅整備したとされています。宇津ノ谷峠越の一部は史跡「東海道宇津ノ谷峠越」に指定されています。

 【連絡先】静岡市観光交流文化局文化財課 電話:054-221-1066

      藤枝市市民文化部スポーツ・文化局文化財課 電話:054-645-1100


提供日 2019年10月28日
担 当 文化・観光部 文化局文化財課
連絡先 文化財保護調査班 TEL 054-221-3169

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